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せいゆう丸釣行記
昨日はどなた様も沖に出て行く気配が無かったし、上りの鉄砲潮だとどうにもならないので、沖のアジの巣床の訪問は諦めて南の中アジ釣りに予定を変更しました。
出港時間は6時半でしたが、一昨日のF爺と余計に変わらない位にキャラの立ったお方ばかりで、予想通り早々とお越しになって 「準備が出来たから船に乗って良いですよー。」 の言葉を今か今かと待っておられる。
準備が完了して予定時刻より早めに出港したけど、台風の高波を警戒してなのだろうかどちらの船も出て行くような気配がせず、これじゃ沖の潮の流れの情報が入らないだろうと判断し、南に舵を切って中アジの群れを探すことにしました。
ところが、行けども行けども探しても探してもお魚の姿を発見できず、およそ1時間20分走り回ってそれでも群れを発見できずに途方に暮れておりましたが、チョイと思い付いた場所に移動しながら 「これで最後。居なかったらこのまま帰ってノーゲームにしようかな。」 と考えながらその場所を探索すると、なんと奇跡的にボワリとした群れを発見出来たのでイカリをドボン。
結局納竿した12時までポツリポツリと釣れてくれて、一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れましたわ。
今日と明日は台風の高波が押し寄せてくるだろうからお休みにしましたが、週末も低気圧が通過する予報もあったので、ひょとすると長期のお休みになるかもなあ。
一昨日、困った時の吉園さんから 「上りの鉄砲激流が沖に来てるから釣りになりませんよー。」 の連絡を貰ってたので沖には行きませんでしたが、昨日は沖からの情報が無かったのでとりあえずアジの巣床目指して沖にGO!
昨日は、この欄でおなじみのコテコテにキャラの立ったF爺が乗船予定だったので、暑さもさることながらF爺対策で頭の中が沸騰しそうでした。
なにせこのお方、潮の関係で釣れない時でも 「船頭、あんた腕が落ちたな!」 とおっしゃられ、全て船頭のせいになさっていつも頭が痛い上に、クーラーボックス一杯になっても物足り無く、さらにドデカイ蓋付バケツに満杯にならないと満足されないという、自分にとって最強のキャラの爺っちゃまなんであります。
さらに少しでも釣れない時間帯があると 「おおい船頭、全く釣れんがどうなっとるんか?」 とか 「釣れる場所に連れて行けばわしは何も言わんのじゃが。」 てなことで、多分この釣り業界では恐れられてる人物ではなかろうか。
悪いことに沖は超激流で、潟は菜っ葉潮で潮止まりの状態が続いているから釣れる場所がほとんど無いので、 「おおい船頭!」 のお言葉をずっと聞かされる羽目になるので、頭痛が痛いのでありますわ。
てなことで、昨日はF爺とあれやこれやと馬鹿を言いながら真っ直ぐ沖に行ってみたのですが、アジの巣床直前で海の色が真っ黒になって船足がガクンと落ち、黒潮の激流帯に入ったことを知ることに。
せっかくここまで来たのだからの思いからロープを150メートル程出して駄目元でイカリを掛けてみたら、ミラクルなことに一発でかかってくれて、しかもベストポジション。
ところが仕掛けを入れてみると、120号の錘を付けてても底が取れない程の上り潮で釣りにならない感じだったのですが、お魚さん達が久しぶりの黒潮で嬉しかったのか適当にパクパク喰って来てくれて、短時間で晩ご飯のお刺身をゲットできたのであります。
が、午前9時半過ぎになるとさらに潮が速くなってどうにもならない状態になり、仕方なくアジの巣床を諦めて潟に近いイサキのポイントに移動してみましたが、お昼の帰港時間直前になってパラパラとF爺に釣れただけで、イサキの季節が終わったことを改めて知らされましたなあ。
最近ではあまりに暑いので、皆さんの体調のことを考えお昼過ぎには帰港するようにしてますが、 「暑くて熱中症になるといけないからそろそろ帰りますよー。」 と告げると他の皆さんは 「はーい、そうしましょう。」 と快くお返事して下さるのだが、問題のF爺は 「 ・・・・ 」 と瞬時に耳が餃子のひだのように閉じてしまうらしく聞こえないフリをされるが、構わずエンジンをかけるとさすがに諦めなさるようだ。(笑)
さてと今日から台風13号のウネリが入ってくる予想になっているが、多分波長が長いから今日のお昼頃までは大丈夫かもと思うので、とりあえず今日まで出てみようかと思っております。
はたはた君は一人で出て行かれた。
あちこちしてみたらしいけど、残念ながらポイントが外れてたみたいで釣果に恵まれなかったようですが、最後でデカアジが釣れたらしく、お刺身にはありつけたみたいです。
過去にお魚が釣れた場所ではなく、お魚が居る場所を探し当てその上流側にお船を着けることが出来るようになると釣果は上がると思いますよ。
昨日のまつかさは初陣でありました。
何か仲の良さそうなチームで和気あいあいと出立されたが、GPS頼りにあちこちでマキ・シャカしてたみたいで大物には遭遇出来なかったものの、サバやイトヨリなどを釣っておられて結構楽しまれたようです。
とにかく暑いので、水は大量に用意しなきゃ体が持ちませんわよ。
操船に慣れて早く独り立ちして、沖の深場に行けると良いですね。
夜明け前に港に着いたら既に 「困った時の吉園さん」 のTATSU MARUがスタンバイしてお客様を待っておられた。
前日の夜もバチコンアジングで出撃していたはずなのに、ほとんど寝ないで沖に出るみたいだが実にタフな男だ。
そのバチコンアジングではデカアジを爆釣したようで写真が届いたらアップするけど、バチコンアジングはかなり安定してアジが釣れるようですわ。
そんでもってこちらはレンタル艇が出て行くのでゆっくり給油などしていたら、 「上りの激流でイカリが掛からない状況ですよ!」 との情報を吉園さんが電話で流してくださった。
多分今年初めての上りの鉄砲潮がやって来たみたいで、一昨日チョロっとアジが釣れた南のポイントでも潮が速すぎてどうにもならない模様。
「今日は駄目だわ」 と観念して、とりあえず潟に船を進めたけど既に知らないお船が来ていてイカリを打っておられた。
潟には魚影はあるけど何故かほとんど喰って来なくて、いよいよ敗戦の空気が漂ってきた時、 「お客様が暑さに参ってもうやめるけど、こちらに来ませんか? 結構アジが釣れましたよ。」 の嬉しい連絡が吉園さんから入って来た。
どうやら小学生の子供さんが暑さにやられて早上がりになったみたいだけど、最近ご無沙汰のポイントにアジが居着いていたみたいでそれなりに釣れたとの連絡を入れて貰い、TATSU MARUと入れ替わりになる形でそのポイントに入ることが出来ました。
常々釣りは情報戦だと思ってますが、昨日ほど情報のありがたさを感じた時はなかったですねえ。
その情報が入るまでは完全に坊主を覚悟してましたが、現地に到着すると結構な魚影が出てて仕掛けを入れると1投目から竿先がピクピクして、中アジが主体だったけどデカアジも混じり、何とか一晩のお刺身が楽しめる程度には釣れてくれましたわ。
今日は上りの激流がおさまってるかどうか分かりませんが、出来れば沖のデカアジの巣床で釣りが出来ると宜しいのですけどねえ。
ああそうそう、土曜日11日に台風明けでウネリが少し残ってるかも知れないが はたはた君に空きが出たので、良かったらどうぞ。