Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2018-08-21 03:59:00

スパコン予想の長期予報を見てみたら、あらら8月はもう終わってしまったようですなあ。

 

どうやら台風19号・20号が通り過ぎたあとに低気圧がうろちょろして、波が高い日が続くようです。

 

皆さん、もう今月のことは忘れましょうや。(笑)

 

 

 

今月の早い段階で我が家のメルケル首相に緊急財政出動要請の稟議書を書いて提出していたので、多分決済されて救済してくれるものと思います。

 

まあ借金ゼロだし、食費は半額物しか買わないのでほぼ半分だし、船の修理費もゼロだし、水道光熱費の支払いさえしておけばとりあえず生活できるからそんなに深刻なことではない。

 

口座から引き落としが出来なかったとしても、後日バーコードの記されたハガキがキッチリ郵送されてくるから、コンビニに行って支払えば良いので、来月の始め頃に何日か沖に出られれば支払いは終わるであろう、多分。

 

 

 

さあて困るのがこの欄を書くためのネタでありまして、新聞読んだりテレビを観たり本を読んだりして何かしらネタになるのがないかと探すが、今のところこれといって面白い政治ネタも無いから、仕方ないので超少子高齢化の問題について考えてみることにしました。

 

 

 

市営マンション?の隣の棟に長男夫婦が住んでいて、1月前に3人目の子供が産まれたものの、共働きではあるけど所得が低く生活するのにフーフー言ってるくらいなので、あの子達大丈夫かいなと心配しております。

 

日本はもう取り返しのつかないレベルの少子高齢化のゾーンにまっしぐらに向かっているそうですが、いつも思うのだが人というのはどんなに頭が良くてもその場にならなければ、こういう具合になってしまうものと想像つかないものなんでしょうかねえ。

 

今の、いや今までの大人が自分達だけが幸せならそれで上等だとして、 「後は後輩の君達が上手くやってね!」 ジャブジャブ税金を使いまくって、そのツケを今の世代に丸投げしてきたとしか思えません。

 

生活の有り様が多様化して、晩婚・高齢出産が増えたのはやむを得ないことかも知れませんが、それでも出生率を少しでも上げるために、国や地方自治体は具体的に何か対策を講じてきたのだろうか。

 

教育を無償化するんだと、安倍さんが打ち上げた花火もそれはそれで大事なんでしょうが、今必要なのは赤ちゃんを育てる上で必要なミルク代とオムツ代なんですわ。

 

 

 

息子夫婦のように3人の子供を産んで育てるということは、間違いなく将来の労働人口を増やすことに貢献している訳だから何らかの支援があってもおかしくないと思うが、 「少子化問題は大変だ、えらいこっちゃ!」 と政治家もお役所も皆さん口を揃えて大騒ぎして狼狽してるようなフリはしているが、人口増に貢献している家庭に具体的な経済的な支援を行う考えはまるで無いようだ。

 

バブル崩壊後、高付加価値商品を開発する努力をすることなく、相も変わらず大量生産・大量消費・低価格競争を続けたがゆえ、海外の安い労働力に対抗するため非正規労働者を増やしてしまい、低賃金で経済的に苦しい若者が増えて、結果として結婚するのを諦めたり子供を作れなくなった現実は明らかなんですが、子供を増やすための具体的な経済的支援をして来なかった結果、日本は後戻りできないレベルの致命傷を負うことになってしもたんですなあ。

 

何度も言うが赤ちゃんを育てるには、ミルク代とオムツ代が必要なんですわ。

 

その心配を取り除いてやれば 「自分達も産んで育てられるかも?」 の気持ちになりはしまいか?

 

 

 

少し前の世代のお方や、今現在安定した職に就かれてるお方から見ると 「なんでミルク代もオムツ代も稼げないのか?」 と疑問に思われるだろうけど、今の日本の所得格差は想像以上に広がっていて、勝ち組・負け組がはっきり分かれていて、負け組のお方が増えていることは疑う余地はない。

 

非正規で、働けども働けども収入が増えないその日暮らしの若者や、仕方なく親に生活を依存している人も多いと聞く。

 

成功者や特権階級を得られたお方の目から見れば 「それって努力が足りなかったから仕方ないんじゃない?」 と冷ややかに捉えるだろうがそんな単純な問題でなく、今の日本の社会構造が作り出してしまった多くの低所得者層をいかに支援していくかが、この国に突きつけられた現実的な課題だと思ってます。

 

子育てになんら不安のない高所得者層が、ひと組の夫婦で何十人も何百人も子供を産んで育てれば人口問題も解決するかも知れないが、それは漫画の世界。

 

本気でこの国の将来を憂うのであれば、大多数を占める低所得者層に 「どうぞ沢山子供を産んで育ててくださいな」 と具体的に支援するのが国の役目じゃないかい?安倍さんよ!

 

  

国を取り仕切る頭の良いお方達が知らないはずはないけど、1世紀にわたって少子化対策を講じてきたフランスに改めて学び、子供を産めば産むほど暮らし向きが良くなるシステムを作れば、必ずこの静かなる有事を克服出来ると確信しているが、この国の政・官のどいつもこいつも自分の老後の幸せだけを追い求めてる輩達ばかりだから、よほどのショックを与えないと動かないかもなあ。

 

 

 

さてと、台風が近づきつつあるのでそろそろ出立して、パトロールしてきましょうかね。