釣倶楽部　せいゆう丸　

一昨日のスズキくんは初陣だったのに、まさかの北風の波の洗礼を受けて船酔いしたそうで気の毒だったなあ。

１日中ずっとせいゆう丸の近くで釣っていたけど、天秤仕掛けにチダイやクロダイがほどほど釣れてたので、まずまずの成果だったと思いますよ。

青物も狙っていたそうだが、帰って来てスズキくんのＧＰＳの航跡を確認したら、残念ながらポイントが１０数メートル南にずれていて、アジ子が１匹しか釣れなかったと言ってたけど、そうだっただろうなあとうなずける話であります。

アジ釣りはかなり難しい釣りなんですが、自分のレクチャー通りにイカリを打てるようになれば、必ずアジは釣れるようになりますね。

アジの特性を良く理解して観察がしっかり出来るようになるとあっけなく釣れるようになりますが、　「餌を撒いていればそのうち集まって来て釣れるものよ！」　的に、間違った認識で我流でやってる間は絶対にアジは釣れませんわよ。

昨日は予報通り午前１０時前から雨が降って、寒い１日になりました。

早めに中止を決めてましたが、堀切峠から海況を確認すると沖には１艘の漁船も出ておらず、何か不気味な感じでありました。

爺っちゃま達は皆さん本当にお元気なんですが、寒い中にもし雨に打たれでもしたら風邪ひいて肺炎になって大変なことになっちまうので、こんな日はこたつに潜り込んで貴ノ花親方騒動なんぞをテレビで見ておくのが一番なのであります。

そんなことで、長いこと散髪に行かなかったらめちゃくちゃ髪が伸びて酷い状態になってて、かあちゃんから散髪に行かなきゃ家に入れてやらないと脅されてたから、意を決して昨日朝一で５０年近く通ってる散髪屋さんに行ってきました。

自分が唯一どうしても技術料を払わねばならず、何となく納得いかない散髪なんでありますが、切ってもらったら頭が軽くなり気持ち良いことこの上なしでありました。

昨日はウロウロするだけで大したことは出来ませんでしたが、例の半額ハンティングのためお店を３件回って結構良い収穫があったので、気分よく１日を過ごすことが出来ましたわよ。

これといってネタも無いので一昨日の釣果をアップしますわね。

短い時間しか沖には居られませんでしたが、どうにか一晩のお刺身程度は釣ること出来たけど、これが餌釣りの限界でありますわ。

夕べ親宅にお泊りしてて、先ほど帰って来てパチパチ始めたので、釣行記の更新がチト遅れました。

さらにデジカメを親宅に忘れてきたので、昨日の写真は明日アップいたします。

さてさて、自分はいつも暗いうちに堀切峠から海況を観察しながら港に向かうのですが、昨日も漁船が操業してて大丈夫と判断しながら港に到着。

スズキくんの初陣とあって準備をあれこれして、ポイントの説明等々行なって　「いってらっしゃい！」　と送り出した。

おっかなびっくりな感じの出港だったが、いかにも初陣っぽくて初々しい。

それからせいゆう丸も少し遅れて出港しましたが、白灯台を過ぎたところで沖の波が異様に尖っていることに気が付き何か嫌な予感がしてきましたが、赤灯台を過ぎた頃には北からのウネリと尖った風波が押し寄せて来てて、沖に向かってたけど引き返して潟で収まるのを待つことにしました。

スズキくんにも潟に戻るよう連絡して２隻並んで潟で竿を出してたけど、今年の潟はさっぱりお魚が居なくて釣りにならないけど、風が収まるまでは仕方なく昼前まで待機しておりました。

昼前になってようやく風が落ちてきたので、沖のアジ子プルプルのポイントに向かいイカリを入れて釣り開始。

短い時間でしたが、ブリ・カンパチ・アカヤガラ・ニベ・チダイなどが、一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れてくれましたわ。

今日は雨模様と北風がいやらしい感じなのでお休みにしました。

明日も西風の爆風予報ですが、潟で最近全く釣れてないから多分釣りにならないだろうからと中止にしました。

早めに予告したほうが、別のお遊びの段取りが出来るだろうからと考えております。

スズキくん日記も写真が無いので明日アップいたします。

アジが釣れ始めた情報が入ればアジを求めて即探し回る自分でありますが、お友達のアジ釣り漁師すらアジを釣るのに難渋している姿を見ておりますと今はアジを探す行為は時間の無駄と思い、最近あえて動かないようにしております。

それでも一昨日のように、クーラーボックスに入った青物の間をアジが埋めてくれると、彩り的にもビジュアル的にも見栄えが良いのでどうにかアジを釣りたいけど、もう少し待たなきゃいけない感じがしますがね。

そんな訳で昨日も沖で青物主体にやってみましたが、サワラに邪魔されて大した漁になりませんでした。

いつもの時間に出港して一昨日まぐれでアジが釣れた場所を探索したけど反応がまるでなく、定置網の設置でガタガタになった場所に船を着けて仕掛けを落としてみたけどアジの姿を見ることはありませんでした。

仕方なく沖に船を進めてみたもののアジ子の反応がかなり薄くなってたものの、中層に青物と思しき反応が見られたのでイカリをドボン。

１投目からタコ釣り名人さんに大物のアタリがあって上手くやり取りされてたけど、残念ながら痛恨の幹糸の切れが生じたようでフッと軽くなってしもた。

ところが別のお方の竿先がグングン海中に引き込まれ、明らかにカンパチの引き込みと分かりタモを用意して待ち構えていたら、上がってきたのはやはり良型のカンパチでありました。

その後何度も激しいアタリがあったらしいけどハリス切れが続発してて、どうやら犯人はサワラだったようです。

前世が海洋生物だったらしいタコ釣り名人さんをもってしてもサワラの歯の鋭さには打つ手がなかったみたいですが、S氏が辛うじて釣り上げた１尾のサワラは、そりゃドデカイ大物でありました。

それにしてもアジが釣りたいですねえ。

困った時の吉園さんが、篤姫と二人で午後から沖に出てきたみたいだが、どこでマキ・シャカしてたのか知らないけれど、極短い時間にカンパチを釣り上げて帰港して来られた。

メーターオーバーのデカいサワラもヒットさせたそうだが、イカリ綱方向に走られ無念のバラシになったそうな。

聞いた話だと、この界隈のマキ・シャカ専門のお船ではデッキに足の踏み場も無いくらい青物が釣れて仕方ないそうだが、このお方も仕事の合間に趣味でチョロっと出て行って短時間にこれだけ釣ってくるのだから、この際お仕事をマキ・シャカの遊漁船に切り替えたほうが良いのではないだろうか。

もともと自動車整備をかなりリーズナブルな値段でしっかり点検整備をしてくださる人だから、便と称して時間を区切った運送業みたいな釣り船でなく、餌釣りやマキ・シャカや夏の夜釣りなど、時間に制約かけず多彩でお安い釣りガイドとして、相当釣り客を喜ばしてくれるのじゃないかな？

お高い商売が大嫌いな自分は、そんな気軽で気楽なお船の出現を是非支持するね。