Welcome
Information
せいゆう丸釣行記
シケ明けで随分悩みに悩んだ出港でした。
お昼頃までは北西の爆風が確実だけど、お昼過ぎには収まってくる予報だったのでとりあえず潟で遊びながら時間を潰し、午後から青物を狙う作戦を立てていましたが、爆風が半端なかった。
アジ釣り用の砂地にガッチリ掛かるイカリを使用していますが、それでも北西の風の力は凄まじく全く歯が立たないので、仕方なくさらに潟の岩場で爆風をやり過ごすことにしました。
この場所は夏場にはイサキのデカイのが出没する所なのですが、冬場は全くお魚の気配が無いのだけど行き場がないから仕方なくイカリを落としたのですが、魚釣りってやってみなきゃ分からないものですねえ。
ほどなくするとサビキにアジの結構型の良いのがプラプラぶら下がって来てくれて、夜の晩酌で楽しめる程度にアジが釣れてくれたのですわ。
「なんでこんな所にあなた達は居るのですか?」 と釣り上がってきたアジに聞きたかったが、久しぶりのアジの釣果に皆さん喜んでおられた。
アジのアタリが遠のいてきたら、すかさず天秤仕掛けにチェンジしたお方にイサキの良型のが数匹釣れて彩り良いクーラーボックスの中身になってまいりました。
お昼前になると風も少し穏やかになってきて沖の波が随分おとなしくなったので、沖に移動してアジ子プルプルの青物狙いに切り替えましたが、一昨日より水温が2.5℃も下がって21.5℃になってたからか潮が動いてなかったからか、アジ子が居るにはいるけど食付きが極めて悪かったので苦戦したもののカンパチが数匹は釣れてくれたので、一安心でありました。
ハガツオやサワラは出なかったものの、でかいオオニベも釣れたりしてそれなりの成果が出たので、やれやれ一安心の1日でした。
さてと今日は昨日より穏やかとは思いますが北風基調なのは変わらないから、潟で拾い釣りしながら様子を見ながら沖に出てみましょうかね。
久しぶりに強い雨が降ったからなのか、内海の川の中はめちゃくちゃ泥で濁っていました。
橋の下の天然ドックに移動してオイル交換する予定でしたが、冷却水を汲み上げるインペラに悪影響を与えるのでエンジンを掛けることができず、結局メールしたり読書したりと、船中で1日まったりと過ごしておりました。
途中、最近思ったように釣れない悶々病に罹患されて久しい 「ミスターT(さん)」 がお越しになって色々お話しさせてもらいましたが、どうやらサビキのグルクンの針の強度を測定して数値化したいみたいだった。
針に静荷重をかけてどれくらいの力で曲がり始まるかを調べたいそうなんだが、このお方は果たして釣り師なのか研究者なのか良くわからないが、せいゆう丸の釣り倶楽部のメンバーさんには本当に色んなキャラクターのお方がいらっしゃいますがね。
色々なキャラと言えば、先日チョイとご紹介した宮崎市中村町の 「健康の家」 のH氏からメールを頂きましたが、このお方はお魚を猛烈な勢いで食されるみたいだが、最近ニベにはまっておられて、食べ方を色々研究されてるようです。
で、メールの内容は以下の通りでありました。
三枚卸にした身に、ハーブ岩塩をかけて、
そこに魚を戻しいれて、ちょっと煮て、魚に染みた位で、
魚脱水シートでニベのニオイをとって、
奥さんが上手にホワイトソースを作れたと記憶しています。
爺っちゃま達は朝が早い。
とにかく早い。
何かに焦ってる訳ではないのでしょうが、とにかく早い。
いい加減なせいゆう丸においても一応出港予定時間というのがあるにはあるのだけど、めちゃくちゃ速くお越しになる方もおられるから、人によって出港予定時間を変えてやらねばならないのが少々面倒なんだが、何故か毎回ある時間になるときちんと揃って出港できるのが不思議であります。
そんな訳で昨日も午後には雨が降る予報だから、お昼までのお約束で出港しました。
一昨日あたりからアジ子の群れが薄くなってきたのが気になってましたが、昨日もやはり全体的に薄かったけど、11時までの短い釣りでしたがどうにかカンパチとサワラが喰ってくれて、北風が強くなった11時で納竿したけど、なんとかお刺身をチョロっと食べられる程度には釣れました。
ニベは嫌と言うほど釣れるけど青物が減ってきたのは気がかりですが、アジが少し回復してきた感じなのがチト嬉しいですねえ。
ところで聞いた話では定置網にかなりのお魚が捕れてるらしく、市場の価格が暴落してるげな。
それが店頭での値段に反映するのか知らないけど、お友達の漁師ががっかりしてそう話された姿には、気の毒としか言いようがなかったね。
今日は雨で波が高くなるのでお休みしたけど、明日も回復が遅かったら中止になるでしょうねえ。