Welcome
Information
せいゆう丸釣行記
昨日も沖行きは天候が怪しかったので中止したものの、いつもの通り夜明け前に内海に行ったまでは良かったが、肝心要のケータイを自宅に忘れてて電話もメールも何も出来ないので、何となく不安で予定していた仕事を諦めて帰宅いたしました。
帰宅する途中ラジオを聞いていたら、なんと早くも 「クリスマスケーキのご予約受付中!」 のコマーシャルをやっていた。
いくらなんでも10月に入ったばかりなのにクリスマスは早いだろうと思ったが、考えてみると自分のカレンダーの土曜日は来年のクリスマスあたりまでだから、サラリーの釣り人は随分と気が早くてせっかちなのかもね。
帰宅したら、以前から頼まれてたかあちゃんのケータイをかけ放題に契約変更するため、auショップに一緒に車に乗ってお出かけし、帰ってきて久しぶりに 「ひるおび」 や 「グッデイ」 を観てゆっくりしてました。
日中家に居ることがここ1ヶ月はほとんどなかったので、昼間の我が家を楽しんだ次第でありました。
うつらうつら昼寝しながら午前中のauショップで対応してくれたT氏の話を思い出してましたが、お目目が覚めて頭スッキリしたところで再びauショップに向かい、新しい携帯電話に機種変更し、ついでにauでんきに契約を切り替えました。
今使ってる携帯電話は凡そ5年前に購入したもので、もうほとんどボロボロ状態なのと、電池がかなり弱くなってフル充電しても半日持つか持たないかになってしまい時々電源切れることもあったので、海に出る者としてはかなりヤバイ。
ずっと前から考えていたけど 「もったいない」 の文字が浮かんでは消えをして機種変更をためらってたけど、auショップでチラっと見かけたこのケータイに惹かれてしもた。
なんとも頑丈な造りで結構デカくて耐水性もあるらしいので、海に毎日出て行く自分にはうってつけの品と判断して機種変更したけど、見積もりしてもらったら今までの条件に保険をプラスしても現在の使用料より安くなるげな。
何でそうなるのかの仕組みは分からんが、今まで不自由な思いして使い続けてきたのが、実にバカバカしく思われましたねえ。
さらに電気の契約を九州電力からauに切り替えるだけで、毎月の電気代の5パーセントのポイントを得られるそうで、プリペイドのauウオレットカードにチャージしてマックスバリューでお買い物が出来るそうな。
毎月の電気代から5パーセントポイント還元されて、そのポイントで半額ハンティングが出来るという画期的な仕組みに乗らない手はないと、auでんきの契約も行ってまいりました。
auショップのT氏は凄く説明が丁寧親切的確で、それまで全く興味の無かった自分に機種変更と電気会社の契約変更をさせた訳だから、営業マンとして優秀なんだろうねえ。
日々変わるあの業界の情報をしっかり勉強して把握されてるみたいで、色々なお話しをさせてもらう中にそう深く感じました。
今日はそもそも魚探の解説しようかと思ったけど、auショップの話が長すぎて解説は明日以降にしますが、最初の絵のように魚探には幅広くアバウトに探知する50kヘルツと、幅を狭くして鋭く探知する200kヘルツの2周波があることを覚えて欲しいと思います。
それぞれの特性を理解して探索すると、アジの群れを見つけることが上手になると思いますよ。
ああそうだそうだ、レンタルボートで餌釣りする方は、是非とも1度はせいゆう丸に乗って釣りをすることをお勧めします。
アジの群れを見つけてイカリを打つ一連の流れを、操舵室に入ってじっくり見ておくと参考になると思いますよ。
分かるまで何度でも教えてあげるよ。
さてと今から内海に向かい、裸ん坊になったジュニアくんの修理に取り掛かりますが、青北が本格的に吹き始めたので暫くお休みになると思いますが、修理し終えたら宮崎港に移動してキス釣りレンタルボートとして浮かべることにしますわ。
昨日はお天気も風も波も怪しそうだったので沖行きは中止にしたけど、結果的には風は出なかったもののウネリがあったし午後には雨も降り出したので、判断としては正解だったと思います。
ということで、毎度お馴染みの橋の下の天然ドックで終日整備をしておりました。
まずは船首のレール(手すり)のグラグラをなくすべく、取り付けボルトの増し締めから。
ところが何せ1人でやるものだから、手が届かずに難儀するんだわ、これが。
2人でやれば簡単に出来る仕事なんだけど、周りに居るのはカラスくらいで、何の役にも立たないので仕方なく肩が痛いけど我慢して腕を伸ばして少しずつ増し締め作業を進めました。
その他にもウインチのローラーを新たに取り付けたりと、せいゆう丸の整備を中心に進めていたところ 「あのー、この辺にチヌは居ませんかね?」 と声を掛けられた。
振り返ると港には似つかわないダンディな格好のおじさんが、こちらを向いて話しかけて来られた。
自分も立派なおじさんだが、出で立ちがまるで違っておりまして、そのおじさんは都会で見かけるような凄くおしゃれな格好をされてるが、こちらは皆さんがご存知の通りのルンペンスタイル。
どうやらチヌが釣れる場所をお探しのようなのだが、色々伺うとオカッパリでチヌとかメジナとか釣れる場所を情報として提供するお仕事をされてるみたいでした。
「チヌの親分と若頭だったらあっちのほうに居ますよ。」 と教えようとしたが、思わず口を押さえて言葉を飲み込んだ。
そうでなくても餌付けで飼い慣らされて警戒心を既に失くしたチヌの親分と若頭なんだから、仕掛けを入れられたら一発で釣り上げられるだろうから教えるのをやめました。
「この辺ではチヌは全く見ませんよ。」 と、白々しく嘘をついたつもりだけど、バレてなきゃ良いけどなあ。
そんなことで少なくとも今週一杯は橋の下の天然ドックが職場になりそうですが、先ほどスパコン予想を見ると向こう10日以上は海がシケそうでお休みを余儀なくされそうです。
晴れて青北が吹いて沖に行けない時には、久しぶりに宮崎港でキス釣りでもしましょうかね。
沖に出られずネタがないので、明日からはレンタルボートの船長さん達に向けて、GPSや魚探の技術について解説しますわね。
昨日は一応出るには出ましたが、先に出てたヨットの達人さんから 「沖は風と波で無理ですよー!」 の連絡を貰ったので、やむなく久しぶりに潟からスタートしたものの相変わらず魚影がなく、しかも鬼灯のマスターが風邪気味で悪寒がするらしく寒そうにしてたので、結局ノーゲームにすると決めてさっさと帰港しました。
港の中ではほとんど風を感じることはありませんでしたが、一旦沖に出ると北寄りの風がビュンビュン吹いてて、風波に加えウネリも大きくなった模様で、早めの帰港は正解でした。
いつものことながら、この時期は悩ましいですねえ。
天気予報の情報では掴めない荒れた海の状況がありまして、朝のうちは穏やかなのに夜が明けてしばらくすると海上ではいつの間にか風が北に変わり、しかも激しくなる。
昨日も書いたけどこの現象が 「青北」 なんでして、こいつが秋にはいつも漁師を悩ませるのですわ。
自分の母方の祖父が日南の南郷で漁師をしてたのですが、口癖のように 「青北が出たらすぐに帰って来ないと危ない。」 と言ってたがまさにその通りで、とてもじゃないがこやつには勝てませんなあ。
そんなことで昨日も橋の下の天然ドックで整備作業をしておりましたが、予想もしなかった奇跡が昨日は起こってしもた。
デッカイグルメさんから数年前に提供していただいて、長いことこのHPの写真アップに使ってたデジカメを何ヶ月か前に海に落としてしもて、2日後に海底から何とか回収できたのだけど当然水没したので動くはずもなく、諦めてはたはた君のコンソールの片隅に放置していてその存在すら忘れておりましたが、昨日ふとその存在に気が付いて何気なくスイッチを入れてみると、「うおおおー、復活しちょるわ!」 でありました。
満潮時には水深2m以上にもなる海底から回収したのだけど、最初から諦めてたので水洗いすることもせず放置していたのですが、自然乾燥してるうちに復活したようだが、未だに信じられませんわ。
確かに回収してスイッチ入れてみた時に、レンズの蓋だけが何故か開いたり閉じたりした記憶はありますが、他はサッパリ駄目だったのでそのまま捨てた状態にしてたけど、カメラ本人は一生懸命復活の努力をしてたんだね。
小泉元総理大臣じゃないけど、昔大相撲の貴乃花が奇跡の逆転優勝した時の名セリフ 「感動した!!」 でありました。
そしてそのカメラを使って撮った写真がこれ。
シケでお休みの日には少しずつはたはた君の整備を進めてきましたが、ようやく釣り船らしい姿に整いつつあるようです。
さあて今日も堀切峠からの様子で沖に出るか決めることにしてますが、時間を追うごとに状況が悪い予報になりつつあるので、まず無理かもなあ。
それでも楽しみになさってるお方達がいらっしゃるから、今から出立して夜明けの日向灘をこの目で観察して、最終的に決めるとしましょうかね。
昨日はレンタルボートのスズキくんがマキ・シャカで出撃して行きました。
前回はほぼ玉砕状態だったので、今度こそと朝の意気込みは凄まじいものがありましたが、先に帰ってしまったので見ることはできなかったけど、電話では完全坊主と言っておりました。
自分らも餌釣りでもかなり苦労したから条件が悪すぎたのは事実で、餌を使わない釣りには厳しい季節なんだろうかね。
波がなくてマキ・シャカがダメな時は少しだけ餌を持って行ってたら、お刺身食べる程度は釣れるのだけどなあ。
最近すごく餌釣りが嫌われてるような気がして、なんとなく寂しさを感じますがね。
いよいよ秋特有の青北(北東からの強い風)がやって来ましたよ。
青北がやって来るとお天気良いのに尖ってピッチの短い波がやって来て、釣り船を寄せ付けない日が続きます。
雨が降れば諦めもつくけど、ピーカン照りで波だけ高いと本当にガッカリしますが、この時期は毎年こんな調子だから仕方ないのであります。
そのうち寒くなると北西の風に変わって潟だったら何とか釣りになるけど、それまでじっと我慢せんといかんわね。
昨日もそのハシリと思われる1日でありました。
出港は7時とゆっくりのスタートにしました。
スパコン予想や気象庁発表の予報でも海上での青北を予想してたので、ひょとすると午前中で引き上げなければならないかもとお話ししながらの出港でしたが、沖に進むに従って北東からの波が微妙に来てるのが感じられました。
途中のアジのポイントに魚影がボワリと出たので、とりあえずアジのお刺身をゲットして、調子よければこのままそこに居るつもりでしたが、潮が完全に止まっていたためお魚の食欲がないのかサッパリ喰って来ないので、早々諦めて仕方なく沖に向かうことに。
沖に到着していつものポイントにイカリを打ってピタリと着けたが、やはり沖も全く潮が動いておらず、暫く沈黙状態が続きました。
どの程度動いていないかと言うと、水深60mに仕掛けを落とすのに30号程度の錘で事足りて、それでも真っ直ぐ下に落ちて行く状態なんですわ。
根魚以外の泳いでいるお魚は潮が動かなくなると活性がガクンと落ちて食欲無くなるみたいなんですが、その理由とかメカニズムなどを人様が解明出来るはずもないが、とにかく潮が止まると釣れなくなるのは事実であります。
それでも極くたまにイサキやサバの中学生が喰って来るけど、暫くまた沈黙が続く。
移動して探索したいが青北が次第に強まり、波がだんだん大きく太ってきたので危ないからそれも出来ず、ただひたすら同じ場所で頑張るしかない。
それでもポツリポツリと釣れて、一晩のお刺身は食べられそうなくらいは確保したところでいよいよ波が高くなり、やむなく午前11時30分の納竿となりました。
結果的に半日しか竿が出せず、帰港してから 「半日の釣りって短か過ぎて消化不良になりますね。」 と会話しながらお別れしたけど、考えてみると最近は 「便」 と称して半日の釣りをスタンダードにしてるお船ばかりになってるが、乗ってるお方は遊ぶ時間が短いのを全然不満に思わんのやろうかね。
自分なんか、朝から夕方近くまで釣りが出来て初めて釣りをしたって感じになるものだが、餌を使わない釣りだと短い釣り時間に信じられない大金払っても、特に苦にならないってところが不思議でなりませんわ。
さあて週間天気予報を見ますと今週は全滅の気配ですが、それでも堀切峠から観察してこの眼で確かめて判断しなきゃいけませんね。
そろそろ半額ハンティングしながら、内海に向かうことにしますわ。