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せいゆう丸釣行記

2017-10-01 02:04:00

いよいよ秋特有の青北(北東からの強い風)がやって来ましたよ。

 

 

青北がやって来るとお天気良いのに尖ってピッチの短い波がやって来て、釣り船を寄せ付けない日が続きます。

 

雨が降れば諦めもつくけど、ピーカン照りで波だけ高いと本当にガッカリしますが、この時期は毎年こんな調子だから仕方ないのであります。

 

そのうち寒くなると北西の風に変わって潟だったら何とか釣りになるけど、それまでじっと我慢せんといかんわね。

 

昨日もそのハシリと思われる1日でありました。

 

 

 

出港は7時とゆっくりのスタートにしました。

 

スパコン予想や気象庁発表の予報でも海上での青北を予想してたので、ひょとすると午前中で引き上げなければならないかもとお話ししながらの出港でしたが、沖に進むに従って北東からの波が微妙に来てるのが感じられました。

 

途中のアジのポイントに魚影がボワリと出たので、とりあえずアジのお刺身をゲットして、調子よければこのままそこに居るつもりでしたが、潮が完全に止まっていたためお魚の食欲がないのかサッパリ喰って来ないので、早々諦めて仕方なく沖に向かうことに。

 

 

 

沖に到着していつものポイントにイカリを打ってピタリと着けたが、やはり沖も全く潮が動いておらず、暫く沈黙状態が続きました。

 

どの程度動いていないかと言うと、水深60mに仕掛けを落とすのに30号程度の錘で事足りて、それでも真っ直ぐ下に落ちて行く状態なんですわ。

 

根魚以外の泳いでいるお魚は潮が動かなくなると活性がガクンと落ちて食欲無くなるみたいなんですが、その理由とかメカニズムなどを人様が解明出来るはずもないが、とにかく潮が止まると釣れなくなるのは事実であります。

 

それでも極くたまにイサキやサバの中学生が喰って来るけど、暫くまた沈黙が続く。

 

移動して探索したいが青北が次第に強まり、波がだんだん大きく太ってきたので危ないからそれも出来ず、ただひたすら同じ場所で頑張るしかない。

 

それでもポツリポツリと釣れて、一晩のお刺身は食べられそうなくらいは確保したところでいよいよ波が高くなり、やむなく午前11時30分の納竿となりました。

 

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結果的に半日しか竿が出せず、帰港してから 「半日の釣りって短か過ぎて消化不良になりますね。」 と会話しながらお別れしたけど、考えてみると最近は 「便」 と称して半日の釣りをスタンダードにしてるお船ばかりになってるが、乗ってるお方は遊ぶ時間が短いのを全然不満に思わんのやろうかね。

 

自分なんか、朝から夕方近くまで釣りが出来て初めて釣りをしたって感じになるものだが、餌を使わない釣りだと短い釣り時間に信じられない大金払っても、特に苦にならないってところが不思議でなりませんわ。

 

 

 

 

さあて週間天気予報を見ますと今週は全滅の気配ですが、それでも堀切峠から観察してこの眼で確かめて判断しなきゃいけませんね。

 

そろそろ半額ハンティングしながら、内海に向かうことにしますわ。