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せいゆう丸釣行記
「波の高さは1.5mのち2m。うねりを伴うでしょう。」
一昨日の午後5時発表の波の高さの予報でありました。
「午前中だけならどうにかなりそうだな。」
そう考えるのは普通だしごく自然なことだと思うけど、昨日の午前5時に堀切峠からまだ暗い日向灘を観察しながら天気予報を電話で改めて聞いてみると、 「波の高さは3m。うねりを伴うでしょう。」 と、しゃあしゃあとのたまうではないか。
まだ暗いので海の様子は良く分からなかったが、うねりで波状岩に波が打ち付ける音は確かにしてるものの3mあるとは思えなかった。
しかし波浪注意報まで発令されてたので中止の連絡をすることにしたけど、僅か半日で波の高さが2倍に翻すとは思わなんだ。
丁度昨日はレンタルボートのレッスン依頼があったので8時からレッスン行ったけど、ロープの結わえ方やイカリの打ち方やお魚の習性等々について質問に答えたり実技で教えたが、レッスンしながら感じたのは、船の上では日常の生活では想定出来ないことばかりなんだろうなあということであります。
GPSに表示されるベクトルの意味・潮と風によって船が動く事実・イカリ綱の長さをどれくらいにするのか・イカリが掛かる原理など、知らないことが次第に飲み込めるようになって喜んでおられたのが印象的でした。
何も分からず船を買い、沖に出て失敗して学んでを繰り返すのが今までの有り様だったと思うけど、中にはお魚にたどり着く前に 「こんなはずじゃなかった。」 と挫折してせっかく買ったお船を手放すケースも多いと聞くが、係留場所が事実上満杯でゼロになった現実を考えると、格安のレンタルボートを利用して事前のレッスンを受けて実績のあるポイントで釣るというのが、刺身をゲットする確率が一番速くて高そうだね。
お船を所有する夢を決して否定するものではありませんが、自分みたいにとにかくお船が好きでボートピープルになりたい位の願望がある人間なら問題ないけど、台風や大風の管理や日頃のメンテや、最後には廃船処分する時に莫大な費用が掛かることまで考えておかないと、夢破れ無駄なお金を費やして、結局失意のうちにお船を手放す事態になりかねないから、まずはレンタルボートから始めることをお勧めしますわよ。
分からないことあったら何でも教えるから、遠慮なく聞いて下さいな。
台風18号は昨日のこの欄で油断ならないよと書いたが、やはり九州を直撃しそうですね。
避難港には既に漁船が全部入ってきてて、ロープが張り巡らされて入りも出もならない状態になりました。
台風が通り過ぎ、海が落ち着くのは来週火曜日頃かもなあ。
サラリー諸氏が待ちに待った3連休は残念ながら台風通過の真っ只中になりそうですが、それなりにおうちで有意義なお休みにしてくださいな。
「根絶やし系のコーちゃん」 さんから依頼のあった、はたはた君の日除けテントの取り付けの方法を考えないといけないので、半額ハンティングしながら内海に向かいましょうかね。
自由人は好きなことだけしていれば良いので、実に気ままで気楽ですがね。
台風18号が妙な動きをしそうであります。
過去の経験からしますと数多くの台風18号は宮崎にかなりの影響を与えてまして、強風や河川の氾濫でエライ目に遭った記憶があります。
今回の18号は一旦大陸に上陸するかしないかで急に向きを日本に変え、今週末に日本に近づく予報になっておりますが、どのタイミングで向きをこちらに変えるかで状況は大いに違ってくるでしょうが、日本近海はどこも水温が30度に近いので、あまり衰えずに近づく可能性があると思います。
前回の5号だったかな、急に向きを変え直撃免れたけど、今回は油断せずに万全の対策してたほうが良いね。
自分には18号の台風に極度の恐怖心があるものだから、余計なお節介かもしれんが注意するに越したことはないと思う。
昨日は橋の下の天然ドックであちこち修理をしてたが、うかつにも小潮だということを忘れてて夕方に潮がなかなか上がらず、家に帰る時間が相当遅くなって寝不足気味であります。
と言うのも、前後進の操作をするケーブルがドライブの部分で外れたみたいで、一昨日は釣りしてる間にギヤが前進に入ったまま中立や後進に入らなくなったのだが、せいゆう丸ではよくあることで勝手が悪いだけで操船に特段問題はないけど、一応浜にお座りさせて修理を行なえたところまでは良かったけど、潮がなかなか上がらず船が浮かずに浜から脱出できず、ようやく船が浮いて帰宅できたのは午後7時過ぎでありました。
普通のお方と4時間の時差がある自分にとって7時といえば11時にあたり、もうヘロヘロ状態で焼酎飲んで寝て先ほど起きて今こうしてパチパチ書いてるけど、5時間も寝てないので頭がボーっとしております。
昨日の修理としては、他に発電機を完全に復活させたので電子レンジも再び動かせるようになったので、寒い時期のお弁当を温めることは出来そうです。
さあてと、ウネリがどれほど来てるか分からないけど、波が立ってなければ沖に出てみましょうかね。
波がなければ、ぼちぼちアジのお刺身を獲りに行くとしますかな。
毎日まいにち危うい橋を渡っているような最近の釣りですが、昨日は完全坊主を覚悟せにゃならないほど、お魚が居ませんでした。
出港時間は6時30分を予定してたが、集まっちゃったので6時になっちまった。
自分は毎朝4時過ぎには港に来て朝ごはん食べたり、出港準備してるから特に問題ないけど、釣りするお方はいつも朝が早いよね。
仕事にあれだけの情熱を傾けたらどうなるやろかと思うけど、仕事と遊びでは気合の入り方が全然違うんだわな。
それはさておき、出港して直ぐに目に入ったのが沖合に停泊していた小型タンカーの向きで、完璧に真西を向いてて、潮の流れが全くないことが判明。
あれだけデカイお船になると潮の流れ(水の抵抗)に一番影響されるのですが、西風がそよそよ吹いてその風に立っていたので、完全に潮が止まっていたことになります。
目的のポイントに向かって船を進めても一向に船の速度が変わらず、遂に変わらぬままポイントに到着。
魚探でお魚を探すけど潮が動いてないからかあちらこちらに散在してるようで、小岩の近くにも群れが無かったので岩の真上に船を着けてみるとアジ子しか居ない。
そのうち中アジに変わることを期待して何度も仕掛けを投入するけど、釣れるのはアジ子とサバの中学生でしたが、そのアジ子を底から数メートル上げたところでプルプルさせていたら、小型のカンパチ4匹と良型のハガツオ1匹捕れたけど、お刺身用のアジがさっぱり釣れなかったので、そこを諦めてあちこち探索してみたもののやはり何処にもお魚が居ない。
「さあてどうしたものか・・・」
南風が昼前には強くなる予報だったのですぐそこまで風は来てるはずだから、もし沖に行ったら帰りは横波喰らってエライことになるので選択肢から外し、潟に戻ってもお魚居そうに無いし、結局賭けのつもりで思い切って南下することにしました。
南限には最近全くお魚が居ない情報を掴んでたので、もし居なかったら完全坊主になる訳だからそれこそ賭けに出たのですが、結局結果オーライで良かったです。
短時間でしたが中アジがダブル・トリプル・フォースと次々に上がり、一晩のお刺身が楽しめる程度のアジが釣れちゃいました。
完全坊主にならなくて良かったわ。
今日は風波が出る予報だったので中止して、橋の下の天然ドックに出勤することにしますわね。
ここのところずっとサバの中学生の猛攻に悩まされ続けてますが、昨日は特にひどかった。
出港時間は6時30分。
港を進んで行くとヨットの達人さんが出撃されてるし、遊漁船も何隻か出て行っている模様。
情報的には結構入ってくるなあと思いつつ中アジの釣り場に向かうと、途中で船足がガクンと落ちて上り潮であることを感じることが出来たが、魚探でのお魚の付き具合がどうも不可解で掴めない。
探索した場所〃で上り潮の場所に居たり、かと思うと下りの場所に居たり、はたまた岩の上に留まっていたりで、サッパリ下の潮の動きが読めない。
悩みつつとりあえずいつもの場所にイカリを入れてみると、1投目からサバの中学生が団子状態になって上がって来たみたいで、音で様子を伺っているとバチャバチャとサバが暴れる音がしてた後、暫く静かな時間が続くので 「何やってるんだろう?」 とデッキを覗いてみると、皆さんサビキがグチャグチャになっててそれを解く工事をなさっておられた。
解く作業を終えて再び仕掛けを投入するとまたまたサバの団子が釣れて、皆さん暫く仕掛けを解く沈黙の時間に突入してた。
とにかく内海沖は、上から下までサバの中学生だらけでどうにもならず、無駄とは分かってたけど場所を変えるが状況はやはり同じで、目的のアジの姿がなかなか現れないので気持ちは焦るばかりでありました。
あたりをウロウロ探し回ってたら、たまたま小岩の近くにボワリとしたアジ特有の魚影を発見しイカリを落としてみると、丁度上潮が緩み風が北に変わって安定しピンポイントにその場所に留まり続けることが幸いしたようで、それからポツリポツリと中アジの姿を見ることができました。
終わってしまえば一晩お刺身を楽しめるくらいは釣れちゃったので安心しましたが、午前中の前半は結構しんどいものがありましたわ。
スズキくんも海賊さんが沖の深場に出撃したようだが、全く釣れずに早々撤収したみたいでした。
午後2時前に納竿して帰りすがらにあちこち予習の探索したけど、特に潟付近にはお魚が全く居ませんで、これじゃ釣り船が少ない訳だわと思いつつ帰港した次第です。
明日はお天気崩れる上、南風がかなり強く吹く予報なので多分中止になると思うけど、今日も昼前には南風が強まりそうなので午前中が勝負でしょうね。
今日もサバの中学生と戦わないといけないのかなあ。
毎日頑張っているつもりですが相変わらず小物のお魚しか釣れないので、高級なマキ・シャカ船みたいにドデカイ高級魚がデッキに溢れんばかりにバンバン釣れまくると良いがなあと有り得ない妄想することもあるけど、でもまあ餌釣りはこんなところが限界なんだろうねえ。
てなことで、最近餌釣りが転がり落ちるように衰退する理由が良く分かりますし、これからの船釣りはマキ・シャカ以外の釣り方は無くなると思うよ。
とは言うものの自分は餌釣り以外出来ないので、今日も細々と餌釣りに出かけましょうかね。
昨日のスズキくんは、最近良くレンタルされる凸凹コンビさんでありました。
お一人は 「根絶やし系のコーちゃん」 さんなのだが、この方にサビキをさせると、もうその辺りのお魚が全部絶えてしまうくらい釣りまくるお方でして、親の仇みたいに長時間釣り続けるという信じられないお方であります。
もう一方は物静かで寡黙に釣りを楽しまれる 「N氏」 なんですが、自作の仕掛けをあれこれ試してみたいらしく、来られる度に変わった道具を使っておられるが、根拠が何処にあるかは不明なんだが大概外れてて、記憶違いかも知れないが不思議なくらいその成果が上がった例しがない。
それはさておき、せいゆう丸で出会ってお友達になって免許を取りに行き、レンタルボートでぎこちなく操船するも仲良く港を出て行かれる中年お二人の姿を拝見すると、実にほほえましいのであります。
入出港時の操船に若干不安があるものの、とりあえず行って帰ってくるから大丈夫なんだろう。
昨日はせいゆう丸とチョイと離れた場所でサビキ釣りされてたが、3時前に帰港してきての第一声が 「あ痛たー!腰がー!」 と高齢者特有の言葉を発しながら道具を片付けておられたが、皆さん船中では随分とお元気なんだが陸に上がると途端にご老人に限りなく近くなるのはなんでやろうかね?
それでも数釣りを楽しまれたようで、特に 「根絶やし系のコーちゃん」 さんのクーラーを船から岸壁に持ち上げるのに、ロープを結わえたうえ、3人がかりだったのにはビックリこいたわ。
釣れる確率からすると、ひょとするとせいゆう丸で出て行くのが高いかも知れないが、仲間同士で自分達の力で気ままに釣りが出来ることを考えると、レンタルボートの使い方も十分に 「アリ」 って感じがしますがね。
自分は釣りはあまり好みじゃないけど、船長として釣れる場所を当てた時の喜びは例えようがないから毎日沖に出られる訳で、免許持ってるお方はレンタルボートでどしどし沖に出て秋の海を是非ぜひ楽しんで貰いたいものだね。