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せいゆう丸釣行記

2017-09-10 02:27:00

はたはた君は1人で沖に出て行った。

 

マキ・シャカだったようだが、狙いはカツオ類。

 

ご家族が無類のお魚好きらしく、近頃ではとてもじゃないが魚屋の魚を食べなくなったそうで、自分で釣りに行って釣ってこなきゃ家族に食べさせられない感じらしい。

 

でも自分が考えるに、それが一番健全な釣りの動機だと思うね。

 

釣りはスポーツじゃございませんで、日本国内で誰からも文句言われず合法的に可能な猟(漁)だと思ってるけど、食べるために獲る行為は生き物として極自然な行動なのであります。

 

そして釣った魚は最後までキチンと食べてやることが大事だね。

 

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数は1本だけだったけど、そりゃデカくて立派なハガツオだったわ。

 

店で買うのと違いキチンと締めてあるから、昨日の晩は美味しいお刺身をご家族でボリボリ食べたことだろうなあ。

 

「お父さん、スゴーイ! 美味しいわあ。」 

 

そんな子供さんの喜ぶ声が聞こえそうだね。


2017-09-10 02:26:00

マサバもでかくなると高級食材になりますが、中学生くらいでは仕掛けを駄目にしてくれる邪魔者扱いになりまして、昨日は突然湧いてきたサバに悩まされる1日でありました。

 

 

 

出港は午前6時30分。

 

土曜日とあって何隻か遊漁船が出て行く姿を見ながらの出港でしたが、最近お魚が釣れないからか暑いからか分からないけど、出て行く船の数がめっきり少なくなった気が致します。

 

朝から北風が若干吹いていて多少バチャバチャと波立ってましたが、釣りにならない程度ではなかったけど、魚影を見つけるのに多少手間取りました。

 

風は北から、上潮は若干の上りのようだが下の潮は微妙すぎてなかなか読めなくて、あちこち探索するも決定的な場所を特定できず、結局最近着けてない小ちゃな小岩の瀬にイカリを打ってみた。

 

 

 

1投目から竿先がプルプルして、今日のお仕事はこれでおしまいと思いきや、上がってきたのはサバの中学生の団子状態で、慌てて魚探で確認すると中層にビッチリとサバらしき魚影が右往左往していらっしゃる。

 

アジの魚影は間違いなく底にあるのだけど、途中でサバが果敢に喰ってくるものだから、仕掛けが底に届かない。

 

底に届いてアジが喰っても仕掛けを回収する途中でサバが喰ってくれて、ドタバタ走り回って肝心のアジを振り落としてくれるから、結局サバだけが上がってくる始末なんですわ。

 

サバ5匹にアジ1匹くらいの割合なもので、サバを釣っては海に戻し、希にアジがぶら下がっているとそれはクーラーの中にお入りいただく作業がずっと続いておりました。

 

まともにクーラーにサバを入れてたら、たちまち満杯になっちゃう勢いでサバの中学生が喰って来てました。

 

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お刺身楽しめる程度の釣りになりましたが、ただ超美味なトビハタが釣れてたし、自分は知らなかったがソテーやフライで究極の美味とされるギンカガミが釣れたりと、結構面白い釣りになったようです。

 

 

 

11時過ぎになると はたはた君から 「船長、エンジンが始動しません!」 のレスキューの連絡が入ったので釣りを切り上げて現場に向かい、応急処置をした後干潮の関係もありそのままお昼には帰港しましたが、ちょいと速すぎた帰港は申し訳なかったですね。

 

 

 

水温が29度近くもあり1年で一番高い時期ではあるものの、中アジだけは何とか釣れてくれてるので海の神様に感謝してますが、わがままを言わせてもらえばサイズがもう少し大きくなると文句無しだが、そりゃ贅沢ってものだわな。

 

 

 

火曜日あたりは雨模様の天気みたいなので、予報が変わらなければ明日までの釣りになるかもね。

 


2017-09-09 02:30:00

昨日は潮の状態が掴みにくい日でした。

 

 

 

出港は前日の失敗を活かして6時30分でしたが、いつもの通り早めに集合しちまったので6時過ぎには出てしもた。

 

出港して間もなく軽い下り潮と分かったので、下りに強い場所を重点的に探索しようと探し始めたら、最初のポイントでボワリとした魚影が出たのてイカリをドボン。

 

するとアジ子が喰ってきたのでそのまま様子を見てると、次第に中アジに変わってきたので、そのまま10時過ぎまでイカリを打ち替えることなく順調にサビキに喰って来てくれてました。

 

 

 

ところが下りの潮が速くなったと思いきや、急にアタリが遠のき電動リールの音がしなくなり沈黙の時間が長くなったので魚探で確認すると、いつの間にお魚さんが全くいらっしゃらなくなってました。

 

イカリを揚げて探索するとその辺にお魚が完全に消えてたので場所を大きく変えて探索すると、何と上り潮に強い場所にいらっしゃいました。

 

考えるに、多分上の潮は下りが速くなったけど、同時に下の潮は上りに転じたのだろうと、その時初めて気が付いたのであります。

 

ピタリと魚影の真上にお船を着けてみるけど、上と下の潮が真逆で潮が速くて釣り辛かったからなのか、ポツリポツリとしかアタリがなくて、お昼前頃になると北東の風が次第に強くなって揺さぶられ始めたし、干潮で入港出来なくなる恐れもあって早めの納竿としましたが、お刺身楽しめる程度には釣れたようです。

 

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持って来られた餌の関係もあって天秤でずっと通されたお方もいらっしゃったけど、アジは数匹とそちらは撃沈でしたが、型の良いマダイとイトヨリダイが釣れてたので納得されてました。

 

水温が下がり大型のアジの群れが来ると俄然天秤仕掛けにしか喰わないこともあるけど、この時期中アジはサビキが圧倒的に有利だと思われますが、理由については良く分かりません。

 

写真は撮らなかったけど、6~8kgくらいのオオニベが2匹釣れてました。

 

 

 

さてと、今日はスズキくんとはたはた君がレンタルで出撃するけど、それぞれ餌釣りとマキ・シャカで楽しまれるみたいだよ。

 

色々準備があるから、そろそろ出立しましょうかね。


2017-09-08 03:02:00

「あちゃー!失敗したかも。」

 

 

 

昨日まだ暗いうちに堀切峠から観察した日向灘は、予想に反して穏やかな表情をしているように思えました。

 

沖には漁船が数隻操業していて、心配して沖に行くのを中止にした南風は全然吹いてなく、ゆるりとした西風が吹いてるだけでした。

 

「一応出てみても良かったかもなあ。」 と少し失敗したかもと思いながら、お船の中で朝ごはんをパクパク。

 

木曜日は先週もシケでお休みしたので、2週続けて出られないとがっかりされるお方もいらっしゃるので、中止の判断の自信が少し揺らぎ始めたが、午前7時過ぎに状況が一変した。

 

太陽さんが昇り始めると西の風がいつの間にか南風に変わり、空を見上げると雲がかなり早い速度で南西から北東に流れていて、西の方には真っ黒な雨雲が立ち込めていました。

 

 

 

御用があって清武のハンズマンに向かい、到着した頃には大粒の雨が土砂降り状態になり、しかも雷がゴロゴロしてて、傘を持ってなかったのでびしょ濡れになっちまった。

 

再び内海に戻ると雨は降った様子はなかったが、南風で波が尖ってて貨物船以外お船は1艘も見当たりませんでしたわ。

 

やっぱり沖に出なくて良かったなあと、ホットいたしました。

 

 

 

そんな訳で昨日は橋の下の天然ドックで、ジュニアくんとはたはた君を並べて整備することに。

 

はたはた君で餌釣りする時、妙に出っ張った屋根の支柱があるがゆえ非常に釣り辛いと、以前から根絶やし系のコーちゃんさんから指摘を受けてましたが、時間がなくて手をつけることが出来なかったので、思い切って改造することにいたしました。

 

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これだけステンレス製のパイプが張り出しているので、竿を立てられないのは当然と言えば当然ですわな。

 

 

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これがジュニアくんの天井のテント。

 

 

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ジュニアくんから外して、はたはた君のコンソールに仮に載せてみました。

 

 

 

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斜め前からの写真。

 

 

 

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これは後ろからの写真であります。

 

 

実際には20cmほど上げて、取り付けるのにステー等を制作しないといけないけど、来週雨でお休みの日が出そうなのでボツボツやっつけたいと思います。

 

 

 


2017-09-07 02:51:00

久しぶりの沖はドキドキしますがね。

 

 

 

頭の中の情報ボックスに何の情報も入っとらんから、とにかく探索するしかない。

 

9月になって朝が遅くなったこともあり30分遅い7時の出港にしたけど、これがマズかった。

 

ゆっくりあちこち探索しながら沖に行くつもりでしたが、2隻のお船とバッティングしてしもて場所を確保するため一直線に目的の場所に向かう羽目になってしまいました。

 

船を見ればどこに行くであろうと大体察しがつくもので、案の定予想通りの動きをしていたので、とにかく目的地に行かねばと焦るがなにせ足が遅いせいゆう丸だから真っ直ぐ進むしかなかったけど、とりあえず場所をキープ出来て一安心。

 

 

 

ところがどっこい、魚影が無い。

 

いつもの場所にお魚が居ない。

 

上の潮と下の潮が違うのは判っていたけど、それにしても居るべき所に居ない。

 

探索範囲を広めて探したもののどうしても見つからず、諦めて別の場所に移動しようとスロットルを倒した瞬間、意外な場所で魚影を発見してイカリをドボン。

 

 

 

それからはサビキに中アジがパラパラとコンスタントに喰って来てくれて、何とか完全坊主は避けることが出来ました。

 

余裕のタコ釣り名人さんはアジを食べる分確保したらしく、前回と同じように天秤仕掛けに切り替えてイトヨリダイを狙っておられ、今回は2匹のイトヨリダイとガンゾウビラメを確保されご満悦のご様子。

 

ところが時間を追うごとに上り潮が速くなると、上り潮の時に一番釣れる場所に船を着けているにも関わらずお魚の密度がだんだん薄くなって、アタリが次第に遠ざかるようになり、最後はついに竿先がピクリともしなくなりました。

 

何度もイカリを揚げて探索しては仕掛けを落としてみるも反応が無くなったので、意を決してその場を離れ探索の旅に出ることにしました。

 

 

 

あの界隈の知りうる所を丹念に調べまわったけど何処にもお魚は居らっしゃらなくて、走りに走って遂に南限まで足を伸ばしてみたけど、結局お魚は何処にも居ませんでした。

 

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粘ってみたけど南風が強くなり昨日の釣りを終えましたが、帰港の途中もあちこち探索したものの、やはり何処にもお魚の群れを見つけることが出来ませんでした。

 

今の時期が年間で水温が一番高い頃で、昨日も29度近くを水温計が指し示してたが、酸素濃度が薄くなるのか熱中症気味なのか分かりませんが、サバの中学生すら居なくなってまことに寂しい海になってしまいましたわ。

 

 

 

今日は南風が強い予報でしたので尖った波が来るであろうと判断して、沖行きは中止することにしました。

 

 

とりあえず内海に行って片付けたり、ゴソゴソしましょうかね。


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