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せいゆう丸釣行記
リオのオリンピックでの日本選手の活躍は凄いですね。
いつからあんなに強い選手が出てきたのか知らないが、いろんな競技で活躍してるね。
昔はアメリカとソ連と東ドイツがメダルを競っていたように思い出されるが、随分様子が変わってきたね。
なんと日本は今のところ金メダルの獲得数で3位らしい。
陸上競技が始まればまた違ってくるのだろうが、それにしても毎日メダル獲得してワクワクしちゃうね。
それに比べると(比べるレベルの話ではないが)、我が船はあいも変わらず釣れないねえ。
昨日も午前6時30分の出港でしたが、随分夜明けが遅くなってきましたなあ。
夏至から50日経っているから50分近くは夜明けが遅くなっているはずなので、最近では少し明るくなるのは5時過ぎであります。
近場がからっきし駄目なものだから仕方なく沖の深場で漁をしているけど、できれば近場で浅い場所のほうが自分的には好みであるが、近場は最近撃沈の情報しかないからどうにもならないのです。
そんなことで沖の瀬でイサキやチダイを狙って出たのですが、上りの潮がかなりきつくて釣り辛かったですね。
お友達のお船のすぐ横に着けたものの、釣れるには釣れるが芳しくなく、パラりパラりとイサキやウメイロが釣れてくる程度でしばらくするとまるで釣れなくなってしもた。
さあどうしたものかと考えた末、久しぶりに近場のアジの巣床を覗いてみることにしました。
先程まで隣で釣ってたお友達が一昨日まるで釣れなかったとの情報は得ていましたが、結構ピンポイントの場所だからポイントがズレていたことも考えられるので、思い切って移動してみた。
結果これが良かったのか、中アジにデカアジも少し混じり、型の良いニベも6匹釣れましたよ。
釣果の絵的には赤色がなくて華々しさにチト欠けるが、まあお刺身程度は釣れたのでこんな程度で許してちょんまげ。
かあちゃんがウメイロを甘いタレで煮付けてくれたので写真撮ってみました。
さらにシイラのすり身でシュウマイと磯辺揚げを作ってくれたが、グッドでしたよ。
漁に出るのは今日までで、14・15日はお休みして知り合いのお船のメンテナンスと自分のお船の修理をいたします。
貧乏暇なしと言われるが、自分はまさにその通りの生活を送っております。
金のかからん生活出来てるからどうでも良いが、かなり前から船に住み着いていてパン屑なんぞを食べて生き延びているフナムシを見ると、妙に親近感を覚えますがね。
ああそれから、バッテリーを皆さんから頂いて感謝申し上げます。
貰い癖のついてしもた自分でありますが、色々と協力していただいてることには深く感謝してますよ。
お返しはなんにもできないけれど、その代わり毎日面白いこと考えて一緒に遊ぶことだけはやり続けるつもりであります。
灼熱地獄の毎日でありますが、昨日はシイラのでかいやつが出没して、暑い上にさらにヒートアップしちょりました。
何故か自分は前世でシイラの餌となるトビウオだったのか知らないが、シイラに対してムキになると言うか、あやつを見かけると闘争心に火が着いてしまうのであります。
釣り師はシイラに対して釣り対象のお魚のイメージをあまり持たれないようで、 「ああ、シイラね。それって食べられるの?」 ってな感じなんですが、シイラの白身は絶品でして、有名な北浦の揚げ身はこのシイラを原料にしてあります。
昨日はあまり潮が動かず、潟の方で釣っておられたお船の情報ではアジがまるで釣れないとのことで、直接沖の深場へ行くことにしました。
一昨日ウメイロが釣れた場所からスタートしましたが、高級魚のウメイロが目論見通り釣れ始めた頃、お若いお方が船首でポッパーをひょいと投げられた。
するとすぐにでかいシイラがヒットしたがバレてしまったものの、直後に別のさらにでかいシイラがルアーを咥えて逃走始めた。
PEの1.2号のラインだそうで無理が出来なくてかなり難儀していたものの、20分くらいかけてようやくギャフを打たれることとなりました。
久々の10kgクラスのどでかいシイラでありました。
釣り上げた後は足と手がプルプルしとったし、燃え尽き症候群みたいに放心状態で、しばらく竿を握らんかったなあ。
で、当然クーラーに入らないので包丁で解体しておられましたわ。
身は癖がない白身だから、ホワイトソース系やバターのソテーの材料にするととても美味しいよね。
鶏肉の代わりにグラタンの具にしても美味しいよ。
潮がお昼頃に止まってしまって釣れなくなったし、暑くてたまらんかったので早上がりしましたが、アジには恵まれなかったけどイサキやチダイや高級魚のアカヤガラなどが、まあそこそこ釣れておりました。
でも相変わらずあんまり釣れてないですね。
いつかは市場に出すくらいの勢いで釣ってみたいが、でも多分ある程度釣れたら飽きちゃって帰るだろうね。
自分は必要以上に釣るのがあんまり好きじゃないんだよな。
ところで来週は台風が南海上をウロチョロするみたいで、ほとんどダメみたいだね。
依頼されている修理や自船の整備もわんさかあるので、波が高い時は諦めて橋の下の天然ドックで作業しますわ。
お楽しみはお昼ご飯食べたあとのお昼寝でして、あるお方から頂いたエアベッドが実に心地よくて、涼しい橋の下の陰でセミの鳴き声や潮騒を聞きながらおねんねするのが、最近の自分のお気に入りでございます。
こんな毎日がなんか幸せですがね。
「シケ明けに釣れたためしがない」
これは釣り師匠の言葉でありますが、シケ明けには毎回それを痛感しております。
潜りもしていた師匠の話によると、シケが起きると海底まで揺さぶってお魚の居心地が悪くなるそうな。
潜っててお魚の心理まで分かり得たのかは不明だが、間違いなくシケ明けに釣れたことがございません。
昨日もシケ明けとあってあまり期待せずに出漁しましたが、やはりどこに行っても魚影がない。
先日中アジがあれだけパクパク喰ってきたのに、その場所に行っても魚探にはお魚のお姿が見当たらない。
仕方なく沖の深場に向かうことにしましたが、まあこれが良かったのかも。
久しぶりにイサキの姿も見られたし、高級魚のウメイロも沢山釣れたし、シイラとも遊べましたが、でもやっぱりアジがいないと寂しいね。
そうそう、ウメイロですが、図鑑で調べてみると分かりますがかなりの高級魚でして、自分的には塩焼きにした時の黄色の脂が印象的ですが、普段あまり釣れないお魚であります。
お刺身・塩焼き・椀種 等々、お魚料理の何にでも合う高級な白身であります。
色合いが沖縄的でアオダイに似た南国ムードがプンプンするお魚でありますが、まあ一度食べてみてよ。
次回から絶対にこのお魚を狙うことになりますわよ。
お盆休みをすることにしました。
14・15日はお休みして亡き義父の送り火なんぞをしようと思ちょります。
お昼は知り合いのお船のメンテやったり、自分のお船の修理をしたりして、お盆をゆっくりと過ごしたいと思います。
海に居ても感じるのですが、今年は晴れの日が多くとにかく暑いから、熱中症にならないように皆さん気をつけてね。
いつもボトルを持って水分補給しないといけないよ。
元気が自慢の爺ッちゃま達は、特にそうだよ。
マーキュリー船外機の修理2日目。
ロワーケース最後のボルトを外して現れたインペラ周辺の写真がこれ。
もう塩の結晶というかほとんど岩塩状態になっていて、ゴムのシールと思しき物体が変形してぶら下がった状態でありました。
ドライブの軸を回すと 「ゴリゴリ」 と嫌な音がして、明らかにベアリングがやられているのが分かる。
船外機は10年が限度と言われるが、さすがに20年選手となると手のつけられない位に傷んできますね。
さらにこのお船が動いたところ見たことないけど、機械は動かさないと本当にダメになりますなあ。
インペラも羽根の部分が動かさないので変形したままになってて、海水汲み上げることが出来なくなったんだね。
忙しくてお船に乗れないお方も、アイドリングで構わないから月に数回は動かさないとこんなことになっちゃうね。
外観は立派でまともな船外機や船内外機でも、中身はボロボロだったり腐食が進んでいたりするものですよ。
月に数回しか出漁しないサンデーフィッシャーマンはそのあたりを十分に理解して、できれば週一数分で良いからエンジンを動かすようにしないと高価な機械を載せ換えしなければならなくなりますがね。
それにしても、お船を所有するのは本当にお金がかかるものですなあ。
ようやくうねりが取れたようなので今日から出漁再開ですが、シケ明けは釣れた試しがないので、今日は多分撃沈じゃないかな?
「台風がウロチョロすると暇になりますがねー。」 と書きたいところですが、お友達や知り合いのお船の整備や修理を頼まれて、炎天下の中汗びっしょりになって作業しておりました。
3時頃になりますと、暑くてバテてもうヘロヘロ状態になり頭がボーっとしてきたので止めちゃったけど、この時期の外の作業は大変だね。
そう考えると道路維持で草刈りの仕事をしているお方や、その安全確保の旗振ってる人達の持久力は凄いですなあ。
海の上の暑さとは比べ物にならない灼熱地獄のお仕事は、長年鍛えてきた者にしかできないだろうね。
毎日ご苦労様でございます。
さてと昨日の修理ですが、マーキュリーの2サイクル船外の40馬力のインペラ交換でありました。
お友達のお船ですが、最近ではほとんど見かけなくなった2サイクルエンジンで、しかもマーキュリーとなると部品があるのだろうかと心配していたが、知り合いに手配してもらったら手に入りました。
ここ10年近くディーゼルしか動かしてなかったので、船外機を扱うのは本当に久しぶりだったため取り扱いや整備の方法を忘れてましたが、さわっているうちに少しずつ思い出しました。
橋の下の天然ドックに移動して潮が引くのを待つこと4時間、砂地の上にようやくお座りしてくれました。
ロワーケースと呼ばれるプロペラと減速機の部分を取り外してインペラを交換しなきゃいけないのですが、17mmと思ってたボルトのサイズが、メイドインUSAのためどうやらインチサイズらしくて、仕方なく専門のお店に車を走らせレンチをお借りするため移動。
戻ってきてレンチを噛ませて力を入れて回すけど潮が噛んでてピクリともしないので、レンチに鉄パイプを差し込み回すとやっと回ってくれました。
その時思い出しましたが、昔こんなことやっててボルトを折れ込ませる苦い経験がありました。
ヤマハなど国産の船外機は故障が少なく扱いやすかったのですが、材質の関係でしょうか潮が噛んだボルトが簡単に折れ込むことが多かったのであります。
それに比べるとマーキュリーの船外機は特に電気関係の故障が多かったように覚えてますが、反面ボルトなどの材質は相当良質だったみたいで、専門のお方に聞きますと 「絶対に折れ込まないからガンガン回して問題ないですよ。」 とのことでした。
4本のボルトをやっとのことで外したものの、もう1個外さねばならないところで力尽きて、昨日のお仕事は終わりとなりました。
お船の修理や整備はたいがい自分でやれるつもりですが、毎回エンジンルームに潜り込んだり、下向きの作業だったり、天然ドックのように足元が取られるような作業場所だったりで、実際自分でやるとかなり大変なお仕事だと気付かされますね。
ほとんどの船の所有者は専門店に 「やっとてねー。」 と依頼されるのだろうが、特にこの暑い季節のお船の修理や整備はものすごく大変ですがね。
まあお金を払えば済むことなのでしょうが、専門に依頼された内容を聞いてみると 「そんな簡単なことまで頼まれるの?」 と驚かされることもしばしばであります。
自分的には 「そんな簡単なことも出来んで、よくもまあ外海に出られるものだね。」 と感心してしまうが、恐らく皆さん海の上でトラブル発生したら、即専門のお店にレスキュー依頼になるのでしょうなあ。
多分工具積んでるお船は珍しいのかも。
だから皆さんのお船やお車は新しいんだね。
妙な納得をしてしまいました。
今日までうねりが高くて漁に出られそうもないのでお休みして、インペラ交換したら自分のお船の整備もしようかと思ちょります。
ああ忘れちょった、これがかあちゃんのサバの中学生を漬けにするタレのレシピです。
刺身醤油 半カップ
薄口醤油 20cc
日本酒 30cc
すりおろした生姜 少々
ミリンを入れると焦げちゃうのでやめた方が良いそうです。