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せいゆう丸釣行記

2016-08-09 02:26:00

「台風がウロチョロすると暇になりますがねー。」 と書きたいところですが、お友達や知り合いのお船の整備や修理を頼まれて、炎天下の中汗びっしょりになって作業しておりました。

 

3時頃になりますと、暑くてバテてもうヘロヘロ状態になり頭がボーっとしてきたので止めちゃったけど、この時期の外の作業は大変だね。

 

そう考えると道路維持で草刈りの仕事をしているお方や、その安全確保の旗振ってる人達の持久力は凄いですなあ。

 

海の上の暑さとは比べ物にならない灼熱地獄のお仕事は、長年鍛えてきた者にしかできないだろうね。

 

毎日ご苦労様でございます。

 

 

 

さてと昨日の修理ですが、マーキュリーの2サイクル船外の40馬力のインペラ交換でありました。

 

お友達のお船ですが、最近ではほとんど見かけなくなった2サイクルエンジンで、しかもマーキュリーとなると部品があるのだろうかと心配していたが、知り合いに手配してもらったら手に入りました。

 

ここ10年近くディーゼルしか動かしてなかったので、船外機を扱うのは本当に久しぶりだったため取り扱いや整備の方法を忘れてましたが、さわっているうちに少しずつ思い出しました。

 

橋の下の天然ドックに移動して潮が引くのを待つこと4時間、砂地の上にようやくお座りしてくれました。

 

P8080849.JPG

 

 

 

ロワーケースと呼ばれるプロペラと減速機の部分を取り外してインペラを交換しなきゃいけないのですが、17mmと思ってたボルトのサイズが、メイドインUSAのためどうやらインチサイズらしくて、仕方なく専門のお店に車を走らせレンチをお借りするため移動。

 

戻ってきてレンチを噛ませて力を入れて回すけど潮が噛んでてピクリともしないので、レンチに鉄パイプを差し込み回すとやっと回ってくれました。

 

P8080856.JPG

 

 

その時思い出しましたが、昔こんなことやっててボルトを折れ込ませる苦い経験がありました。

 

ヤマハなど国産の船外機は故障が少なく扱いやすかったのですが、材質の関係でしょうか潮が噛んだボルトが簡単に折れ込むことが多かったのであります。

 

それに比べるとマーキュリーの船外機は特に電気関係の故障が多かったように覚えてますが、反面ボルトなどの材質は相当良質だったみたいで、専門のお方に聞きますと 「絶対に折れ込まないからガンガン回して問題ないですよ。」 とのことでした。

 

4本のボルトをやっとのことで外したものの、もう1個外さねばならないところで力尽きて、昨日のお仕事は終わりとなりました。

 

 

 

お船の修理や整備はたいがい自分でやれるつもりですが、毎回エンジンルームに潜り込んだり、下向きの作業だったり、天然ドックのように足元が取られるような作業場所だったりで、実際自分でやるとかなり大変なお仕事だと気付かされますね。

 

ほとんどの船の所有者は専門店に 「やっとてねー。」 と依頼されるのだろうが、特にこの暑い季節のお船の修理や整備はものすごく大変ですがね。

 

まあお金を払えば済むことなのでしょうが、専門に依頼された内容を聞いてみると 「そんな簡単なことまで頼まれるの?」 と驚かされることもしばしばであります。

 

自分的には 「そんな簡単なことも出来んで、よくもまあ外海に出られるものだね。」 と感心してしまうが、恐らく皆さん海の上でトラブル発生したら、即専門のお店にレスキュー依頼になるのでしょうなあ。

 

多分工具積んでるお船は珍しいのかも。

 

だから皆さんのお船やお車は新しいんだね。

 

 

妙な納得をしてしまいました。

 

 

今日までうねりが高くて漁に出られそうもないのでお休みして、インペラ交換したら自分のお船の整備もしようかと思ちょります。

 

 

 

ああ忘れちょった、これがかあちゃんのサバの中学生を漬けにするタレのレシピです。

 

 

 刺身醤油 半カップ

 

 薄口醤油 20cc

 

 日本酒  30cc

 

 すりおろした生姜 少々

 

 

 

ミリンを入れると焦げちゃうのでやめた方が良いそうです。