釣倶楽部　せいゆう丸　

久しぶりにジュニアくんが出撃して行きました。

船の上でうろこ取って内蔵をポイされたみたいだが、６０ｃｍくらいのマダイでありました。

オオモンハタと、名前は分からんがアカハタなど３匹釣れちょりました。

ただ暑くてたまらんこの時期は、とてもじゃないが長い時間のマキマキ・シャカシャカはキツイはず。

台風が何個か通り過ぎて涼しくなった秋口から再開したほうが良いと思うね。

自分のように毎日海の上を漂ってる人間でも暑くてたまらんと思うが、エアコン環境のお方には相当こたえると思う。

今年はカンパチくんが多いような気がするが、秋深まると近場にも出没するようになるので、それまで楽しみにお仕事や家庭サービスを頑張ると良いね。

お父さんばっかり遊んでいると、年を重ねていくうち家族と立場が確実に逆転して、後悔することになるから気を付けたほうが良いよ。

実際に経験してるから間違いないのであります。

台風がいくつも出来ちゃったね。

貯まりにたまった太陽エネルギーが、ついにマルチ台風の発生になったみたいだなあ。

出物腫れ物ところかまわずって言葉があるが、出来ちゃうのは仕方ないけど、夏の高気圧が頑張って張り出しているため台風の逃げ場を塞ぐらしく、南海上を流浪の旅してる間に次第にデカくなるみたいだよ。

こんな台風の時期はボランティアなんぞするのが一番で、台風で漁に出られないことを恨めしく思うことを忘れさせてくるますがね。

そんな訳で今日から暑さで倒れなければ、多分３日間堤防の草刈りボランティアしてまいります。

作業は朝早くからお昼頃までですが、風が出るから割と涼しいかもね。

さて昨日は、もう既に放卵でお腹がペショリとなってしまったけど、今年あまり釣れなかったイサキをしつこく狙って沖の荒磯に向かいました。

ところが上り潮の激流が来てまして、１２０号の鉛の仕掛けが真横に流れていく始末。

まるでお話しにならず、すぐさま引き返して潟のアジ釣り場に移動することにしました。

朝一番の目論見が外れるとなんか嫌な感じがするものですが、気を取り直して一昨日の場所を探索するとかなり大きな群れを発見。

魚探でしばらく様子を伺うと、形状・色の具合・上下する動きから間違いなくアジの群れと判断して、イカリをドボン。

うまく付かなかったので再度イカリを入れ直すと、思いの場所にピタリと付けられました。

天秤でやってみたがほとんどスカがなく、サイズは小さいものの大体喰ってきてましたなあ。

潮の流れの変化で最初の場所からいつの間にかズレてましたが、喰いにあまり変化はありませんでした。

チダイやクロエバも時々混じりまして、お刺身楽しむ程度には釣れたので、お昼で切り上げることにしました。

お刺身で食べきれない場合、冷蔵庫で干物にすると美味しくできますよ。

ちょっと前にかあちゃんの干物のレシピ紹介したけど、探すの面倒だから必要なお方は自分で探してね。

お味噌汁に、漬物に、納豆に、そしてアジやチダイの干物の焼き魚で、炊きたての新米の朝ごはん食べてごらんよ。

もうその日の最高のスタートが切れるはずだよ。

食べられる分だけ釣って、無くなればまた海にちょこっと出て行って釣りをする。

南の島で自給自足している、そんなお方達の生き方が自分の理想であります。

気軽に気楽に海に出られる環境作りは、そんな理想のライフスタイルを後押しするものと信じちょります。

今からトライアルに行って麦わら帽子を買って、内海に行って台風対策で船を繋ぎ直して帰ってきて、堤防の草刈りしようと思ってます。

何で毎日こんなに忙しいのやろうかね？

今年は台風が来ないなあと皆さん感じていると思うけど、やっぱり来るときゃ来るね。

台風の卵が３個も生まれちゃって、日本に近づくみたいだよ。

ヨーロッパの気象予想サイトでは、そのうちの１個が一旦南に下がって、エネルギーを蓄えた後ドデカイ台風に発達して北上し、日本に接近するコースを予想しておりますわ。

普通陸上に比べ海の上は比較的涼しいのですが、最近海水温が３０度近くに上がってきているので、あんまり変わらなくなった気がしますね。

海にエネルギーがたっぷり蓄積されているから、一旦台風が発生したら手のつけられないくらいの激しい規模になるかも知れませんなあ。

そんな暑い夏でありますが、凪ぎが続いておりますので連日漁に出ております。

ただお魚さんたちも暑くて息をするのがやっとなのか、オオニベ以外はあまり活発でないようです。

一昨日中アジが活発に喰ったポイントに行きますと、集団疎開したみたいにごっそり居なくなるし、沖の深場もイサキが喰わなくなるしで、結構辛い漁が続いております。

そんな中、オオニベさんだけはここ最近突然団体さんでお越しになったみたいで、アジ子が居ればガンガン喰ってきます。

真冬の鍋の時期でしたらすごく嬉しいお魚ですが、とにかく図体がでかいので１匹釣れれば十分なんだけど、狙っているアジに次から次に食いついてくるので少々厄介であります。

でもお魚との格闘の観点からしますと、なかなか面白い釣りではありますが。

ウメイロやチダイやイサキやアジなど、あちこちウロウロした結果お刺身食べられる程度には釣れちゃいましたよ。

ウメイロはお煮付けが一番お勧めでして、今度アジの代わりにおなますにしてみようかな。

ひょとすると明日から少なくとも１週間は高波で休漁になるかも。

でもお船の修理や整備が追いついてないので、自分には格好のお休みになるけどね。

ああそうだ、ボランティアでの堤防の草刈も依頼されてるので、こちらも頑張らんといかんなあ。

貧乏暇なしって言葉があるけど、多分自分のこんな生活を指している言葉なんだろうね。

スパコン予想のGPVを見ていたら、来週は熱低が日本の南をウロチョロして出漁は全滅っぽいですね。

あちこちお船が傷んできているので、修理するのにまとまったお休み欲しかったので丁度良いけど、月末を考えるとチト憂鬱ではありますがね。

さてと、昨日は溶けそうな暑さの中、イサキ・中アジ・サバの中学生・ニベ・チダイなど、お刺身食べられる程度は釣れましたが、アジのサイズが小振りなものばかりで、デカチンアジクラスが１匹もいなかったのが残念だが、まあそんな贅沢言ったらいかんわな。

面白かったのはニベがある種のサビキに盛んに反応したことでして、普通サビキに食いついたアジ子をニベが捕食して釣り上げるのですが、土佐カブラという種類のサビキを入れたら、いきなり何匹もニベが食いついてきたんですなあ。

アジ子が喰ってプルプルする間も無く、入れるといきなりニベが　「ドン！」　と喰ってくるから、多分ニベがお気に入りの色か形をしているんだろうね。

やっぱり色々試してみないといけないね。

今日・明日まで漁に行けそうだが、明後日からチト怪しい感じかな？

暑さで多少身体が疲れているのでゆっくりしたい気もするが、やはりこの時間には目が覚めて堀切峠に向かうことになるんだろうなあ。

いつもウロチョロして、ゆっくりできない性格の男でございます。

昨日は大分佐伯にイリコ購入のため、かあちゃんと朝早く家を出立。

新富のジョイフルで朝食とって、９時３０分頃に佐伯に到着し、イリコを３０袋購入して、かわのつり具に移動。

餌の値段を確認したり、仕掛けの種類や値段をチェックしてすぐに帰途につきました。

自分達は観光とか美味しいお店でお食事なんぞにまるで興味がありませんで、ブラブラ遊びはまずしませんね。

ただ昨日は面白い場所を見つけました。

それは北浦の　「きたうらら海市場」　でありまして、無料の高速道路を降りてわずか１分の北浦港内に出来た施設であります。

多分延岡市と北浦漁協が共同で作ったのだろうが、魚やお野菜の生産者直売のスタイルをとっているのと、生活用品の品揃えが十分でありまして、ありゃ観光の人達ばかりでなく、北浦の地元のお方達にとっても重要なお店になるんじゃないかな？

どことなく生活臭がしていて、観光嫌いな自分たちにはお気に入りのお店になりそうです。

今度から北方の　「道の駅はゆま」　には止まらずに北浦で降りて、おトイレ借りてここでおもろいものを色々と物色することにしますわ。

ちなみにイリコを購入した　「さいき海の市場　〇（まる）」　の真横に出来ているお魚や野菜や惣菜を販売しているお店で見かけたイサキのお値段ですが、縞が入ったちっちゃなやつが１尾８００円でありました。

普段自分達が普通に釣っているデカイサキが果たして１尾いくらになるか想像したら、やっぱり釣れたお魚は大事に食べないといけないなと思いましたなあ。

日頃魚屋に行かないもので市販のお魚の価格にまるで疎い自分でありますが、自分で釣って今捕れの超新鮮なお魚を遠慮なく食べられるってことは、随分と貴重で大事なことなのかも知れないね。

昨日までの台風のうねりがとれるみたいなので、今日から沖に出てお魚を捕りに出かけますわ。

でもまだまだ暑いのでお昼ごろには帰って来るようにします。

そうじゃなきゃ死んじゃうよ。