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せいゆう丸釣行記
今年は台風が来ないなあと皆さん感じていると思うけど、やっぱり来るときゃ来るね。
台風の卵が3個も生まれちゃって、日本に近づくみたいだよ。
ヨーロッパの気象予想サイトでは、そのうちの1個が一旦南に下がって、エネルギーを蓄えた後ドデカイ台風に発達して北上し、日本に接近するコースを予想しておりますわ。
普通陸上に比べ海の上は比較的涼しいのですが、最近海水温が30度近くに上がってきているので、あんまり変わらなくなった気がしますね。
海にエネルギーがたっぷり蓄積されているから、一旦台風が発生したら手のつけられないくらいの激しい規模になるかも知れませんなあ。
そんな暑い夏でありますが、凪ぎが続いておりますので連日漁に出ております。
ただお魚さんたちも暑くて息をするのがやっとなのか、オオニベ以外はあまり活発でないようです。
一昨日中アジが活発に喰ったポイントに行きますと、集団疎開したみたいにごっそり居なくなるし、沖の深場もイサキが喰わなくなるしで、結構辛い漁が続いております。
そんな中、オオニベさんだけはここ最近突然団体さんでお越しになったみたいで、アジ子が居ればガンガン喰ってきます。
真冬の鍋の時期でしたらすごく嬉しいお魚ですが、とにかく図体がでかいので1匹釣れれば十分なんだけど、狙っているアジに次から次に食いついてくるので少々厄介であります。
でもお魚との格闘の観点からしますと、なかなか面白い釣りではありますが。
ウメイロやチダイやイサキやアジなど、あちこちウロウロした結果お刺身食べられる程度には釣れちゃいましたよ。
ウメイロはお煮付けが一番お勧めでして、今度アジの代わりにおなますにしてみようかな。
ひょとすると明日から少なくとも1週間は高波で休漁になるかも。
でもお船の修理や整備が追いついてないので、自分には格好のお休みになるけどね。
ああそうだ、ボランティアでの堤防の草刈も依頼されてるので、こちらも頑張らんといかんなあ。
貧乏暇なしって言葉があるけど、多分自分のこんな生活を指している言葉なんだろうね。