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2015-07-18 23:52:00
大分県の人気から揚げ店「からあげ太閤」の分家「禅閤」が16日、台北市内に海外1号店をオープンさせた。特製から揚げのほか、台湾限定で長さ30センチのロングフライドポテトも販売し、現地の消費者からの支持獲得に挑む。
台湾のフライドチキンは一般的に衣が厚く、味付けも濃い目。一方、同店のから揚げは、特製タレに24時間漬け込む以外にはコショウやトウガラシなどの調味料は使用せず、鶏肉そのものの味を楽しんでもらうことにこだわる。また、同店によれば日本人は冷まして食べるのが好きなため、冷めてもおいしく食べられるよう、衣を薄くしているという。
同店は大分のから揚げ文化を紹介することで、台湾の人々が東日本大震災の際に差し伸べた援助に恩返ししたいと話した。(中央社フォーカス台湾)