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2015-07-18 23:47:00

香港  2015/07/17(金曜日)
上半期のコンテナ取扱量、寧波が香港超え[運輸]

香港の上半期(1~6月)のコンテナ取扱量が、浙江省寧波市に抜かれ、世界5位となったようだ。香港港湾発展局(PDC)によると、香港の港湾のコンテナ取扱量は12カ月連続で前年同月割れとなった。16日付大公報が伝えた。

PDCによると、香港の6月のコンテナ取扱量は前年同月比12.9%減の171万9,000TEU(20フィートコンテナ換算)だった。前年同月割れは12カ月連続。1~6月の累計は前年同期比9.7%減の1,011万6,000TEUとなった。

1~6月の世界の主要港のコンテナ取扱量は上海が4.4%増の1,802万9,000TEUで首位。シンガポールが3.1%減の1,599万7,000TEUで続いた。寧波市は9.1%増の1,129万TEUで、香港を超えた。

昨年通年で世界3位だった深セン市は6月の数値をまだ発表していないが、1~5月で954万9,300TEUに達しており、3位を維持しそうだ。寧波が4位にランクを上げ、寧波に抜かれた香港は5位に落ちる。香港は通年のコンテナ取扱量で、今後2年で広東省広州市にも抜かれると予測されている。<香港>