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2015-04-18 00:38:00

マレーシア  2015/04/16(木曜日)
外食ドトール、テクスケムとの合弁設立が完了[食品]

外食大手ドトール・日レスホールディングス(東京都渋谷区)は14日、マレーシアのコングロマリット(複合企業)テクスケム・リソーシズ(TRB)と設立する合弁会社の手続きが完了したと発表した。マレーシアで飲食店の運営および企画・管理を展開する。

テクスケムは日本人実業家の小西史彦氏が率いる上場企業。合弁会社の名称は「D&Nコーヒー・アンド・レストラン・マレーシア」。資本金は30万リンギ(約970万円)で、ドトールの完全子会社D&Nインターナショナル(DNI)が60%、テクスケムが40%を出資した。決算期は12月31日。今年10月から営業を開始する予定。

ドトールは、昨年11月にテクスケムとの合弁会社を設立し、マレーシア市場に進出する計画を表明。首都圏のほか、地方都市でのフランチャイズ(FC)展開も視野に、今後3年間で30~50店舗体制を目指すとしていた。日本で焙煎(ばいせん)した豆を使い、高品質のコーヒーを提供するほか、テクスケムのノウハウを活用してハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)にも対応する。