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2015-04-17 23:46:00

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 米国のレストランチェーン店が、日本のそばやうどんの麺類に力を入れている。健康志向が広がり、低カロリーの食事に関心が高まっているためだ。

 パンやサラダで知られる全米チェーン「パネラブレッド」は枝豆入り「ソバ・ヌードル・ボウル」=写真左=をメニューに追加した。米国人の味覚にも合ったみそ風味。米国では一個1千キロカロリーを超えるハンバーガーが珍しくないが、「370キロカロリーなのが人気」(広報)。価格は地域で異なるが、7.99ドル(約950円)から9.49ドル。このメニューのテレビCMも流している。

 そばは、健康意識が高い米都市部の消費者の注目を集め、大手スーパーマーケットではソバヌードル・サラダが目立ってきた。

 パスタなどの人気が高い全米チェーン「ヌードルズ&カンパニー」の看板メニューの一つは、「ジャパニーズ・パン・ヌードル」=同右。見た目はほぼ日本の「焼きうどん」だ。620キロカロリーで、一皿5.79ドル。

 (ニューヨーク=畑中徹)
(朝日新聞 2015年4月12日掲載