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2015-02-21 16:43:00
 
2015 年 2 月 18 日 09:53 JST

 

 米コーヒーチェーン大手スターバックスは17日、米国で少量のコーヒー豆の配達サービスを開始したと発表した。上質な一杯を求める消費者を取り込むため同社が進めている取り組みの一環だ。

 

 

 スターバックスによると、毎月の配達サービスを申し込むと、シアトルの新しい焙煎所「リザーブ・ロースタリー」で焙煎されてから3〜5日以内の「リザーブ」コーヒーの8.8オンス(約250グラム)入りの袋が配達される。このサービスは1カ月で24ドル(約2860円)、年間契約で288ドルだ。

 スタンプタウン、インテリゲンチャ、ブルー・ボトル・コーヒーなど、こだわりのコーヒーを提供する独立系コーヒーチェーンの多くはこの数年でカルト的なファンを獲得している。スターバックスは、コーヒーの栽培地にまで関心を示すコーヒー愛好家を取り込みたい考えだ。

 スターバックスは昨年9月にグアテマラのサンタロサ、ルワンダのリフトバレーなど単一産地のコーヒー豆をスーパーで販売し始めた。

 同社は向こう数カ月で、少量の「リザーブ」コーヒー豆のみを販売するスペシャルティーストア100店を開設する計画だ。