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2015-02-12 17:59:00

外食大手「トリドール」の粟田貴也社長は2月5日、ヤンゴン市で開かれた「日本食レストラン海外普及推進機構」主催のシンポジウムで、讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」のミャンマー出店の準備を進めていることを明らかにした。そのうえで「自分たちの力だけでは海外展開できない。現地パートナーが重要だ」と述べ、会場につめかけたミャンマーの外食企業にラブコールを送った。

トリドールは2010年以降米国やアジアを中心に世界展開し、現在海外に95店舗を持つ。丸亀製麺は客がトッピングを選ぶセルフ式店舗で、低価格を売りものに急成長した。ミャンマーにはチェーン展開する外食企業はほとんどなく、進出の余地が大きいと判断した。粟田社長はシンポで「よいパートナーがいれば、少なくとも50店舗はできる」との見通しを語った。