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2015-02-12 17:41:00

インドネシア  2015/02/09(月曜日)
日本の飲食店が3業態目、5年で150店へ[商業]

日本の飲食チェーン、ダイニングイノベーション(東京都港区)が、インドネシアのジャカルタで事業基盤を固めている。1月下旬には3業態目となるデザート店「鯛パフェ」をオープン。今年は全業態で10店を設置する。5年後をめどに150店体制を目指す。

デザート店は、ジャカルタ南部にある商業施設「ガンダリアシティー」内に設置した。店舗面積は約40平方メートルで、席数は26席。たい焼きをパフェ風にしたデザートのほか、たい焼き、ドリンクを提供している。

インドネシアでは、昨年5月に中央ジャカルタの商業施設「パシフィックプレース」で開店した焼き肉店「KINTAN」、しゃぶしゃぶ店「しゃぶ里」に次ぐ業態。来月にはデザート店としゃぶしゃぶ店の2号店をそれぞれオープンすることが決まっている。

ダイニングイノベーションは2013年設立。日本を中心に焼き鳥、ラーメン、焼き肉・串焼き、うどん、しゃぶしゃぶ、デザートの6業態の飲食店を運営している。20年に国内外で1,000店とする目標を掲げており、うち東南アジアで440店を設置する考えだ。

海外ではこのほか、米国、英国、香港、中国、シンガポール、韓国、台湾、インドネシアに現地法人を置く。年内にタイ、フィリピン、フランスにも出店する計画を進めている。

インドネシアの店舗は、13年に設立したグループの完全子会社イノファシ・クリネール・インドネシア(資本金は約2億円)が運営。現在の従業員数は約100人、うち日本人が2人だ。