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2014-11-28 23:32:00

ミシシッピ・リバー・カントリーの南部地域には特色あるユニークな食文化があることで知られています。独自のスパイスでじっくり焼き上げるバーベキューや、スパイシーなケージャン料理など是非ご賞味ください。朝食にはチコリ風味のコーヒーとベニエ(揚げドーナツ)はいかがでしょうか。世界的にも有名になった食文化や地元に根付く郷土料理などを体験する南部のグルメ旅をお楽しみ下さい。

 第1日目:アーカンソー州リトルロック

リトルロックはアーカンソー州の州都で活気のある都市です。最も人気の高い観光アトラクションといえば、クリントン元大統領のプレジデンシャル・ライブラリー&博物館です。またリトルロックが誇るレストランも忘れてはいけません。ツアーはリトルロックのランドマークと言われる場所での朝食からスタート。その後クリントン元大統領お気に入りのバーベキューレストランで昼食です。午後はアーカンソー州にある温泉地などを観光します。夜はこの地域屈指の最高級ステーキレストランのひとつで夕食をとります。

朝食:  アシュリーズ・アット・ザ・キャピタルホテル、リトルロック(capitalhotel.com/Ashleyswebsite/)
リトルロック市内のキャピタルホテル内にあるアップスケールな地元レストラン。アシュリーズが誇る世界屈指のシェフ、ジョエル・アンチューンズによるお料理はどれも逸品です。

午前:  リトルロック市内観光、ウィリアム・J・クリントン・プレジデンシャルセンター見学(clintonlibrary.gov)
ホットスプリングスまでドライブ(1時間、90km)

昼食:  マックラーズ、ホットスプリングス(mcclards.com)
クリントン元大統領のお気に入りバーベキューレストランです。1928年創業のこのレストランでは甘みのあるソースでじっくり焼き上げるビーフとポークの伝統的スモークバーベキューが人気。リブ&フライやポークチョップのコールスロー&ビーンズ添え、またタマレス(トウモロコシの粉を練って、トウモロコシの皮で包んで蒸した料理)もどうぞ。

午後:  ホットスプリングス観光(hotsprings.org)

夕食:  ソニー・ウィリアムズ・ステーキルーム、リトルロック(sonnywilliamssteakroom.com)
リトルロックのダウンタウン、リバーマーケット地区にあるステーキレストラン。南部料理と共にジューシーなお肉をどうぞ。本格南部料理をお試しになりたい方はフライド・ブーダン、ザリガニのレモレードとホットチリ・ハニー・グレーズソース添え、またガーリックハーブバター味のフロッグレッグなどがお薦めです。メインにはステーキ又は、シーフード盛り合わせ(カニ、フライドシュリンプ、クラブケーキ、ホタテなど)をどうぞ。デザートには南部独特のウィスキーソースでいただくブレッドプリンがお薦めです。

その他のオプション:  ドゥズ・イート・プレース(doeseatplace.net)のステーキをお試し下さい。また、アートディストリクトにあるスタービング・アーティスト・カフェ(starvingartistcafe.net)もお薦め。リトルロックにはその他ちょっと立ち寄って小腹を満たすイータリーやレストランが点在します。

 

第2日目 アーカンソー州リトルロック

リトルロックはまだまだ必訪レストランがあります。朝は地元のベーカリーでアップルフリッターをお召し上がり下さい。その後、昔ながらの伝統製法でビールを醸造するブリュワリーを見学し、昼食は南部屈指のバーベキューをいただきます。午後は、かつて禁酒法が施行されていたアーカンソー州の解禁後の初めての合法蒸留所を見学します。夕食は美味な創作料理を提供するレストランを訪れます。

朝食:  コミュニティー・ベーカリー、リトルロック(communitybakery.com)
明るく活気溢れるベーカリーで焼きたてのペストリーをどうそ。ドーナツ、デニッシュ、クロワッサン、マフィン、ベーグルなどお好みでお選びください。アップルフリッターやソーセージロールなど、このお店の看板商品もお試し下さい。

午前:  ダイアモンド・ベア・ブリューイング・カンパニー見学、リトルロック(diamondbear.com)

昼食:  ホール・ホッグ・カフェ、リトルロック(wholehogcafe.com)

午後:  ロックタウン蒸留所の見学、リトルロック(rocktowndistillery.com)

夕食:  1620 サボイ、リトルロック(1620savoy.com)

ポークベリー(腹肉)とエッグサラダやスモーク・ダック・シーザーサラダなどをお試し下さい。ベーコンラップ&うずら卵(いちじく、ヤムイモ、うずら卵のベーコン巻き)やハニー・ライム風味クリスピーカラマリなどの前菜に続き、ダックサボイやフライパン焼きグラウパー(ゴーダチーズ、スイスチーズ、ポレンタ、サンドライ・トマト、バジル、アスパラ、ポルチーニマッシュルームなど)のメインコースなど南部料理をお楽しみいただけます。

その他のオプション:  ボリューム満点のステーキディナーでしたら、アーサーズ・プライム・ステーキハウス(arthursprimesteakhouse.com)をお試し下さい。その他の観光オプションでは、マーク・トゥエインのクルーズ観光(damriverboat.com)やヘレナのデルタ・カルチュアル・センターを訪れキングビスケットの伝統ラジオ番組のオンエアを聴くのも良いでしょう(deltaculturalcenter.com)。

 

第3日目 ミシシッピ州ジャクソン

ジャクソンはミシシッピ州の州都で、州の中心部に位置しています。南部料理の伝統が深く根付いた場所でもあります。朝食は心温まる南部料理をいただき、その後はジャクソン動物公園、公民権運動家のメドガー・エヴァーズのホーム博物館などジャクソン市内の見学。昼食にポーボーイとフライド・グリーントマトを食べ、午後はキャットフィッシュのキャピタルと言われるベルゾーニに行きます。夕食にはミシシッピ伝統料理と南部で最高に美味しいと言われるデザートをお召し上がり下さい。

朝食:  ミシシッピ州ジャクソンまでドライブ(4時間、420km)
ブロード・ストリート・ベーカリー、ジャクソン(broadstreetbakery.com)
南部スタイルの朝食を提供するカジュアルレストラン。バターミルク・チキンビスケット、チーズグリッツ、ハッシュブラウン・キャセロールなど焼きたてパンとお召し上がり下さい。

午前:  ジャクソンの文化的、歴史的な観光スポットを訪れます。(visitjackson.com)

昼食:  ウォーカーズ・ドライブイン、ジャクソン(walkersdrivein.com)
レストランの名前にドライブインとありますが、いわゆるドライブインレストランではありません。メキシコ湾岸で捕れるシュリンプのポーボーイやフライド・グリーントマトBLT、レッドフィッシュサンド、オイスターフライ・ポーボーイなどシェフのデレック・エマーソン氏による料理は逸品揃いです。

午後:  ミシシッピ州ベルゾーニまでのドライブ。(75分、115km)
キャットフィッシュ博物館&ウェルカムセンター、ベルゾーニ(belzonims.com)
ジャクソンまで戻る。(75分、115km)

夕食: CHAR、ジャクソン(charrestaurant.com)
ミシシッピ州郷土料理レストラン。カニ、シュリンプ、スモークソーセージ入りガンボ、クラブケーキなど、またフライド・グリーントマトやスピニッチ・クリスプ(ほうれん草、ベーコン、モッツアレラをトッピングしたトルティーヤ)やピーカン・クラスタード・ブラックフィッシュなどもお試し下さい。ステーキやCHARバーガー人気のメニューです。デザートはピ−カン・カラメルバタークランチのバニラアイスクリーム添えやグラニースミスアップルのシナモン煮込みなどが絶品です。

その他のオプション: アメリカ南部料理ではジュレップレストラン&バー(juleprestaurant.com)もお薦めです。周辺観光としてはジャクソンを西方向に進み、ビクスバーグ・ナショナル・ミリタリー・パーク(nps.gov/vick)や、さらに南下して、かつての花の都と称されたナチェス(visitnatchez.com) のヒストリックタウンを訪れるのも良いでしょう。

 

第4日目 ミシシッピ州ビロキシ/ガルフポート/オーシャンスプリング

ビロキシ/ガルフポート地域にはユニークな食文化があります。ニューオリンズからも程近いということで、その地域料理はニューオリンズからの文化とミシシッピの地方料理が融合されています。メキシコ湾岸沿いということから、シーフードも新鮮で美味しくいただけます。朝食はこの地域の郷土料理をお試し下さい。朝食の後はこの地域の産業でもあるエビ漁のシュリンプボートに乗船します。その後、湾で水揚げされたシーフードを昼食でお召し上がり下さい。午後に地元の博物館でシーフードなどの地域産業を見学しましょう。夕食はガルフポート近郊のレストランでフロッグレッグ(カエルの足肉)やワニ料理などに挑戦します。

朝食:  ミシシッピ州ビロキシへドライブ。(2時間30分、264km)
レ・カフェ・ベニエ、ビロキシ(lecafebeignet.com)
フラッフィーベニエ、ピーカンプラリネ・パン、ランプ・クラブスタック(エッグや野菜の上にカニを乗せたものにスモークゴーダとレモラーデソースが添えてあります)などをお試し下さい。

朝:  ビロキシ・シュリンピング・トリップ(biloxifishingtrip.com)

昼食:  ビロキシにあるマリー・マホニーズ・オールドフレンチハウスの中庭でいただくお食事。(marymahoneys.com)

午後:  マリタイム・シーフード産業博物館、ビロキシ(maritimemuseum.org)

夕食:  ハーフシェル・オイスター・ハウス、ガルフポート(halfshelloysterhouse.com)
生牡蠣など新鮮なシーフードを提供するレストラン。ガルフポートの歴史的な中心街にある有名レストランです。メキシコ湾岸で捕れた生牡蠣やオープンファイアの火であぶった牡蠣などご賞味下さい。メニューにはポーボーイ、シーフードガンボなどの様々な南部料理もあります。

その他のオプション:  オーシャンスプリングにあるB.B.ズ・ポーボーイ・アンド・シーフード(bbspoboys.com)もお薦めです。ビロキシ地区はカジノリゾートが多く軒を連ねていますので、ご興味があれば、カジノで運試し!

 

第5日目 ルイジアナ州ニューオリンズ

ニューオリンズの食文化は、アフリカやフランス、スペインの文化が融合され、ユニークでバラエティに富んでいます。肉料理やシーフードをスパイスやソースで味付けをしていただくのがニューオリンズ料理の特色です。朝食はライブ音楽演奏を聴きながらブランチをお召し上がり下さい。その後フレンチクォーターのウォーキングツアー。アメリカ国内でも有数の肉屋で昼食をとり、それからスワンプのボートツアーに参加します。夕食はニューオリンズで最も有名なレストランでどうぞ。

朝食:  ルイジアナ州ニューオリンズへドライブ。(90分、146km)
コート・オブ・トゥー・シスターズ、ニューオリンズ(courtoftwosisters.com)
ジャズ生演奏が聴けるブランチのレストラン。その場で作ってくれるオムレツ、エッグベネディクト、グリッツなどスタンダードな朝食のメニューを提供しています。ウィスキーソースをかけていただくブレッドプリンも是非お試し下さい。

午前:  フレンチクォーター・ウォーキングツアー

昼食:  コーション・ブッチャー、ニューオリンズ(cochonbutcher.com)
数ある肉屋の中でも群を抜いているコーション・ブッチャーショップはサンドウィッチなどシンプルなメニューがとても美味しいことで人気。レ・ピッグ・マック、キューバノ(ローストポーク、ハム、スイスチーズ)、ポークベリーとミント・キューカンバー、コーション・マファレッタ、バックボード・ベーコンメルトなど様々なサンドウィッチをダック・パストラミ、ピメント・チーズ、マカロニ&チーズなどのサイドディッシュと一緒にお召し上がり下さい。食事の最後はベーコン・プラリネをどうぞ。

午後:  パール・リバー・エコ・クルーズ、ニューオリンズ(pearlriverecotours.com)

夕食:  コマンダーズ・パレス、ニューオリンズ(commanderspalace.com)
唯一無二のユニークなレストランを体験して下さい。メニューはルイジアナシュリンプやグリッツ、メキシコ湾のシーフード・コートブイヨン、クレオールナチョ(ポークベリーのビール煮とルイジアナ・レッドビーンズ添え、クレオール風ブレッドプリン・スフレ、オクラのピクルス、コーン・チャウチャウ、ペッパージャック・チーズ、クレオール風スパイスホットクッラックリンズ、スモーキートロッター)など。

その他のオプション:  マガジン通りにあるコケット(coquettenola.com)やレ・ペティート・グローサリー(lapetitegrocery.com)などのレストラン。セント・フランシスビルまでドライブして、マートルズ・プランテーションなどのプランテーションハウス観光もできます。(myrtlesplantation.com)

 

第6日目 ルイジアナ州ニューオリンズ

ニューオリンズには世界屈指の逸腕シェフがいることで有名です。ニューオリンズの伝統的な朝食で一日をスタート。その後はホップ・オン・ホップ・オフの市内観光バスによる見学ツアーに参加してみましょう。昼食はニューオリンズを有名にしたお料理のクッキング体験に挑戦します。午後は南部の食とドリンクの博物館へ。夜はバーボン通りで最高の料理に舌鼓を打ちます。

朝食:  カフェ・デュ・モンド、ニューオリンズ(cafedumonde.com
ニューオリンズ伝統の朝食、ベニエ(揚げドーナツ)とカフェオレです。ベニエはカナダから来たフランス系カナダ人がもたらした食文化ですが、ニューオリンズの朝食のシンボル的な食べ物となりました。また、このお店のカフェオレはチコリと呼ばれる植物の根から作られたコーヒーで、チコリ・コーヒーと呼ばれています。

午前:  ホップ・オン・ホップ・オフ市内観光(citysightseeingneworleans.com)

昼食: ラングロイ・カリナリ−・クロスロードでのクッキングデモンストレーション見学と昼食。(langloisnola.com)

午後:  サザン・フード&ビバレッジ博物館、ニューオリンズ(southernfood.org)

夕食:  バーボン・ハウス、ニューオリンズ(bourbonhouse.com)
バーボン通りにある伝統的なレストランでニューオリンズ伝統料理。ハーフシェル入り生牡蠣や「フルーツ・デ・メール」(牡蠣、ガルフシュリンプ、ムール貝、カニスティック、シーフードサラダなどの一皿盛り)などをお楽しみいただけます。シーフードの他、キャットフィッシュ、バーベキューダック、チキンなどもあります。食事の最後はバーボン・ミルク・パンチをお試し下さい。メニューの料理はどれも逸品でミシシッピ・リバー・カントリー南部きってのレストランと言っても過言ではありません。

その他のオプション:  Gautreau’s(gautreausrestaurant.com)、ブレナンズ(jbrennansneworleans.com)、アーノーズ・フレンチ75(arnaudsrestaurant.com/french-75)、ホテル・モンテレオーン内のカローセル・バー&ラウンジ(hotelmonteleone.com)などはおさえておきたいレストランです。また、プランテーションカントリーまで足をのばし、オーク・アレー・プランテーション(oakalleyplantation.com)やホウマス・ハウス・プランテーション(houmashouse.com)を訪れることもお薦めです。

 

第7日目 ニューオリンズから帰途につく。

http://mrcusa.jp/itinerary/arkansas-louisiana-mississippi-7-days/