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2014-11-15 11:57:00

中国  2014/11/13(木曜日)
日本食品の「安全・安心」をPR、上海で見本市[食品]

 



上海市浦東新区で12日、食品見本市「FHC CHINA 2014」が開幕し、日本貿易振興機構(ジェトロ)が設けた「ジャパン・パビリオン」には、日本企業40社・団体が出展した。ジェトロによると、同見本市は食品・飲料分野としては東アジア地域で最大規模。日本産食品の輸出促進に向け、各地の企業が安心・安全な食品を中国人バイヤーらにPRした。

かまぼこメーカーの日之出水産(広島市東区)は、業務用の細工かまぼこを出品。日之出水産が同見本市に出展するのは初めて。橋本智治専務は「市場調査を兼ねた出展だったが、花形の細工かまぼこは見た目が華やかで、中国人バイヤーに関心を持ってもらえている」と話し、来年夏ごろまでには中国での通関手続きを終え、輸出を開始する目標を掲げた。需要があれば一般販売も検討するという。

広島県を中心に小売店を展開するフレスタ(広島市西区)は、プライベートブランド「Bimi Smile」の青汁とだしパックを出展した。フレスタは2013年7月、香港に現地法人を設立しており、今後は香港を拠点に中国本土での販売を始める計画。グループ経営企画本部の上本穣開発グループ長は「プライベートブランドの商品が中国で広まれば、食のセレクトショップも展開していきたい」と抱負を語り、向こう3年以内に中国本土にも現地法人を設立する目標を明らかにした。

FHCには国内外の1,000社以上が参加。14日まで開催される。

<上海>