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2014-11-07 23:17:00

中国  2014/11/03(月曜日)
「餃子の王将」中国撤退、大連子会社を解散へ[食品]

中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)は10月31日、中国で直営レストランを運営する王将餃子(大連)餐飲を解散すると発表した。本場中国にあえて餃子で挑み、王将ブランドの浸透を目指してきたが、設立から10期目の年度末を迎えるのを節目に中国市場から撤退する。

王将餃子(大連)は、王将フードサービスの100%子会社。2005年1月に遼寧省大連市で設立し、7月に同市で1号店を出店。最盛期には同市内で6店舗を構えたが、業績が低迷し、現在は3店舗まで縮小している。本社担当者は「現地消費者の好みに合ったメニューを提案できず、日本人向けから脱却できなかった」と説明した。

準備が整い次第、解散の手続きを開始する。大連は唯一の海外事業だったが、今後も引き続き海外への再展開を模索していく方針だ。<大連>