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フランス/リヨン特派員ブログ AKINO
フランス・リヨン特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。
フランスのCaféメニューとイタリアのcaffèとちがうところ
今年イタリア旅行へ行って、フランス人も言う「本場イタリアのエスプレッソ」を飲んできました。
フランスでもエスプレッソは出てきますが、”味の濃さ”や”量”が確かに違う。
量はフランスの方が少し多め。
イタリアで小さなカップに出てきたのが、カップの半分もなくて驚きました。
(写真:イタリアのCaffè)
アルファベットのつづりは”仏:Café”、”伊:Caffè”。
イタリアでもフランスでも「カフェ」と言えばエスプレッソが出てきます。
ローマでお会いした地球の歩き方・ローマ特派員さんからイタリア人のコーヒーの飲み方を教わり、フランス人のコーヒーの飲み方はどうなんだろうとふと思い、違いを書いてました。
フランスのコーヒーは白砂糖のスティックシュガー1本か長方形の角砂糖が1個のってきます。私は砂糖を入れないのでいつもお土産(?)に持ち帰っています。
パッケージが可愛らしいのもあるので、いろんなお店のが集まるとカラフルでおもしろいです。
イタリアのテーブルには白砂糖ときび砂糖が2種類だいたいいつもあって、きび砂糖を好んで飲む方が多いそうです。しかもあのちょっとしか入ってないエスプレッソにたっぷり、たっぷり、た~っぷり砂糖を入れて飲み、最後に残った砂糖をスプーンですくって食べるのを楽しむ人もいるそうな。(byローマ特派員さん)
砂糖はいくつ?
フランス人は男性も女性もみんな付いてくる砂糖1つを全部入れます。
日本人女性だと半分だけという人が多いですが、こちらではあまり見たことがありません。
甘いのが好きな人は2本頼む場合もありますが、だいたい皆さん1本です。
フランスはコーヒー&チョコレート
フランスのコーヒーには砂糖と一緒にチョコレートやビスケットなど必ず小さなお菓子が1つ付いてきます。
チョコレートはミルクチョコよりビターチョコがよくでます。包み紙に入ったアーモンドチョコだったり、手作りチョコだったり、いろいろ。ビスケットならベルギーの代表的なお菓子「スペキュロスspéculoos」が定番。シナモンの香りがするスパイスの効いてカリッとちょっと固めのビスケット、そのまま食べてもいいですが、コーヒーに軽くひたして口溶けを楽しんで食べます。
フランス人はバゲットやクロワッサンまでコーヒーにひたして食べるのが好きです。
イタリア旅行中は、とあるカフェ・バーで地元の名物と言うビスキュイが出されたのですが、そこ以外他のお店やレストランではコーヒーだけが提供されました。
ちょっとだけお得なフランスです。
でもそのチョコレート、ボリュームたっぷりの食事やデザートを食べた後は欲しくない時もあるので、やっぱり持って帰ったりしてます。(私は)
今年の夏はかばんのポケットに入れてたことをうっかり忘れて 丸かったアーモンドチョコレートが平たくなってるのを発見しました。
(写真:フランスのCafé)
フランスのお隣ドイツやベルギー、スペイン、スイスはどんなコーヒーでてくるんでしょうね。
呼び名やご当地コーヒ(?)など、いつか旅行に行けたときの楽しみです。