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2014-10-04 22:47:00

台湾  2014/09/29(月曜日)
六角国際、日系ラーメン店を東南アに展開計画[食品]

茶飲料スタンドやカフェなどをチェーン展開する六角国際事業の王耀輝董事長は、25日に開いた創業10周年の式典で、日本のラーメン店と提携して東南アジア市場に進出する考えを明らかにした。提携先ラーメン店の詳細は交渉中との理由で明らかにしていない。25日付蘋果日報が伝えた。

六角国際事業は現在、飲料スタンド「日出茶太(チャタイム)」、甘味処「ZenQ甜品(仙Q)」、カフェ「La Kaffa(六角珈琲)」などの傘下ブランドを、20以上の国・地域の約80都市にチェーン展開している。同社は昨年、外食チェーンのアトム(福岡市)が展開するとんかつ店「和心とんかつあんず」の代理権を取得し、今年1月から台北市や新竹市で「銀座杏子日式猪排」として営業を開始。年末までに7店を開業する予定だ。新たな事業として、日本のラーメン店と提携し、既存のネットワークを利用して東南アジア各国でラーメンチェーンを展開するとしている。

海外事業では下半期に、チャタイムをカナダ、米国、ニュージーランドで出店していく。同社の今年上半期の連結売上高は、前年同期比15.1%増の6億1,400万台湾元(約22億900万円)だった。