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2014-07-20 23:15:00

フィリピン  2014/07/18(金曜日)
青森のリンゴ加工企業、フィリピンに飲料投入へ[食品]

 



リンゴの加工を手掛ける青研(青森県弘前市)が、リンゴジュースをフィリピン市場に投入する。地場代理店を通じて販売する予定で、現在は認可を申請中。青研にとって、フィリピンへの輸出は初めてとなる。

リンゴジュース「葉とらずりんご100」をこのほどフィリピンに試験出荷した。内訳は1リットル入り紙パック40本と195グラム入り紙パック240本。担当者は17日、NNAの取材に対し、日系貿易商社がフィリピンで同商品を紹介した際、地場代理店が興味を示したことが、試験出荷につながったと説明。「価格や販売先については、今後の話し合いで決める」と話した。

青研はこれまで、タイや中国、香港、カナダなどへ「葉とらずりんご100」を輸出した。1リットル入り1本当たりの価格は、日本の3倍に相当する1,000円前後で、百貨店や高級スーパーマーケットで販売している。

担当者は、「今後も海外輸出を拡大していきたい」とコメント。年内にシンガポールで行われる食品見本市に参加することを明らかにした。青研によると、2013年7月~14年6月の「葉とらずりんご100」の海外出荷数は1リットル入りが3万9,642本、195グラム入りが1万5,660本だった。