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2014-07-17 17:51:00

既報(6月30日付)のとおり、香港は6月17日付で米国産牛肉の輸入条件から月齢制限を撤廃し、30カ月齢以上の牛由来の牛ひき肉、牛内臓、骨付き牛肉などの輸入も認めることを発表した。

この発表直後の6月24~25日にUSMEF香港事務所が開催したアメリカン・ビーフセミナーでは、アメリカン・ビーフへの期待の高まりを反映し、当初の予定を大幅に上回る200人以上が参加した。

セミナーでは、在香港の米国総領事のあいさつに続き、USMEFのジョエル・ハガード副会長とUSMEF日本事務所の山庄司岳道シニア・マーケティング・ディレクターが、講演とカッティングデモを通して、焼肉商材を中心にアメリカン・ビーフの優位性と活用方法を解説(写真)。

香港のアメリカン・ビーフ輸入量は、今年前半、前年の倍増ペースで増加しており、輸入条件の緩和で輸入可能な製品も拡大することから、参加者は日本の焼肉市場における部位の活用例などを学ぼうと熱心に聴講し、会場内は熱気に包まれていた。