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2014-07-01 22:35:00

台湾  2014/06/30(月曜日)
よつ葉乳業、7―11のソフト向け原料生産を強化[食品]

 



北海道の乳業大手、よつ葉乳業(札幌市)は、台湾流通大手の統一超商(ユニプレジデント・チェーンストア)のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」向けに出荷しているソフトクリームの原料の生産能力を引き上げる。ソフトクリームの好調な販売に対応する。

セブン―イレブンは、昨年10月から「北海道ソフトクリーム」を販売。販売増を受けて、取扱店舗を900店超に拡大している。よつ葉乳業は、十勝主管工場(音更町)で同商品向けの原料を生産、台湾の商社を経由して出荷している。

同社はこのほど、十勝主管工場の生産ラインの増設を決定、来年春の稼働を予定している。同社の営業担当者はNNAに対し、「今後もソフトクリーム原料の出荷量が増えると見込んでいる。生産能力の拡張で安定的に供給できるようにしたい」と述べた。

台湾ではこのところソフトクリームの消費が急拡大。全家便利商店(台湾ファミリーマート)が販売を強化しているほか、スーパーなどもソフトクリームを取り扱っており、市場のすそ野が広がっている。