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2014-05-21 13:21:00

インドネシア  2014/05/21(水曜日)
《日系進出》日本製粉、8月に事業開始[食品]

日本製粉は20日、インドネシアに現地法人を設立したと発表した。8月下旬に業務を開始し、現地のレストランなど向けに業務用プレミックスなどを販売する。初年度の売上高は50億ルピア(約4,415万円)を目指す。

ジャカルタに完全子会社ニップン・フーズ・インドネシアを設立した。資本金は50万米ドル(約5,075万円)。海外事業本部国際部の南部剛史(なんぶ・つよし)主幹が現法の社長に就く。6月下旬に営業許可を得る予定で、8月に輸入ライセンスを取得した後、本格的に事業を始める。

タイで操業するニップン(タイランド)が製造するドーナツミックスやケーキミックスなどのプレミックス類のほか、インドネシア人消費者のニーズにあった食品類を販売する。日系食品メーカーへの供給も視野に入れている。

海外拠点を置くのは4カ国目。タイ工場は、同国機関からハラル認証を取得しており、世界最大のイスラム教徒を持つインドネシア市場に対応できると判断した。

海外ではこのほか、1996年にタイに設立した販売会社ニッポン・フラワー・ミルズ(タイランド)、2008年に生産を開始したニップン(タイランド)のほか、米国と、中国・上海にそれぞれ製造、販売会社を持つ。