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2014-03-08 19:52:00

伊の大手、日本酒の瓶製造参入へ 県内酒造6社訪れ商談

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瓶について意見交換するフェレット社長(左から2人目)

 ワインやウイスキーのボトルをつくるイタリアの大手メーカーが、日本酒の瓶製造への参入を目指し、24、25の両日、秋田、大仙、潟上3市の酒造会社6社を訪れて商談した。

 来県したのはイタリア北部・トレビーゾにある「ベトロエリート」社のダニエーレ・フェレット社長(54)ら3人。酒のボトルのほか、化粧水などの容器製造も手掛けている。国際見本市などに出展されている日本酒に興味を持ったフェレット社長が、日本酒市場への参入を検討。日経BP社(東京)と北都銀行が仲介し来県した。

 25日に訪れた秋田市の新政酒造では、フェレット社長がカタログなどで自社の商品を紹介。新政酒造のデザイナー石田敬太郎さん(28)は「生酒には、遮光性の高い瓶が求められる」と要望。ベトロ社が遮光性のあるサンプルを送ることになった。