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2014-01-11 11:37:00

USDA(農務省)が12月10日に公表した世界の農産物需給見通しのうち、米国の食肉関係の需給予測のポイントは以下のとおり。

レッドミートと家禽肉を合わせた食肉の総生産量は、2013年および2014年のいずれも11月以降から増加すると予測される。2013年は第4四半期のと畜データを基に判断すると小幅な伸びにとどまるが、2014年は肉牛のと畜頭数の増加に加え、牛肉と豚肉の枝肉重量が増加することから、より高い伸びが予測される。2014年のブロイラー生産はほぼ横ばいと予測される。

牛肉の輸入量は、2013年にわずかに減少するが、2014年はほぼ横ばい。牛肉の輸出は2013年、2014年ともに増加する。肉牛の価格は、肥育牛への強い需要により11月から上昇する。

豚肉の輸入量は、2013年、2014年ともに増加するが、2014年の伸びが高いと予測される。豚肉の輸出は、アジアでの需要減により2013年、2014年ともにわずかながら減少する。生体豚の価格は第4四半期の価格が予想よりやや安く、2014年も値下がり傾向が予測される。

 

※2013年12月10日 USDA

 米国の食肉供給と消費の見通し