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2013-07-25 12:51:00

中国  2013年7月25日(木曜日)
福井県、上海で日本酒PRイベント[食品]

福井県と在上海日本国総領事館は24日、上海市の総領事公邸で福井県産の日本酒PRイベントを開催した。福井県の蔵元4社が参加し、計17銘柄を出展。日本食への関心が高まる中国での販売拡大に向け、各蔵元が自慢の銘酒を振る舞った。

黒龍酒造(福井県永平寺町)は現地で既に販売している純米吟醸や大吟醸などの計3銘柄を売り込んだ。水野直人社長は「中国での認知度はまだまだ低いと実感。ただ予想以上の来客者数で、今後の拡販につながると期待している」と意気込んだ。認知度向上に向けては、今年11月に上海市で中国人女性をターゲットにした日本酒のイベントを行う計画だという。

加藤吉平商店(福井県鯖江市)は純米大吟醸や特別純米などの計4銘柄を出展。中国での売り上げは毎年15~30%ほど成長しており、今年は前年比で約30%増を目指す。加藤団秀代表は「添加剤を一切使用していないのが特徴。安全で安心できる日本酒を中国人消費者に飲んでほしい」と述べた。

福井県上海事務所の松石健司所長は「この商談会をきっかけに福井を知ってもらい、グルメ旅行や修学旅行などで中国人観光客を呼び込みたい」と抱負を語った。



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