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2013-07-07 00:04:00

国務院の李克強総理は3日に国務院常務会議を開催し、監査後の整備計画を検討し、財政のストック資金をどのように活用するかを話し合い、「中国(上海)自由貿易試験区全体プラン」と「中華人民共和国外国人入境・出境管理条例(草案)」を可決した。

 同会議では「プラン」を原則として可決するとともに、次の点を強くうち出した。上海外高橋保税区などの税関の特殊管轄エリア4カ所に、中国(上海)自由貿易試験区を建設することは、グローバル経済・貿易発展の新たな情勢に対応するものであり、対外開放をより積極的かつ主導的に行うための重要な措置だ。改革を一層深化させ、政府の職能の転換を加速させ、率先して行動し率先して試行するとの方針を堅持するには、政府の経済・貿易・投資管理モデルの刷新を積極的に模索すること、貿易・投資の利便化を促進すること、サービス産業の開放を拡大することが必要だ。またさまざまなタイプのリスクを予防し、国際的水準を備え、投資や貿易にとって利便性があり、監督管理が高効率かつ便利で、法制度環境が規範化された自由貿易試験区の建設を推進し、試験区を改革推進・開放拡大型の経済レベルを向上の「実験田」とし、ほかの場所への応用や普及推進が可能な経験を積み上げ、モデルケースを波及させ全国にサービスを提供するという積極的な役割を発揮させ、各地域の共同の発展を促進することが必要だ。こうした取り組みは中国がグローバル競争に直面する際の新たな優位点を育成し、各国との協力発展の新しいプラットフォームを構築し、経済成長の新たな可能性を開拓し、中国経済を「バージョンアップ」させる上でプラスになる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年7月4日