インフォメーション

2013-04-09 23:02:00

百貨店大手の新光三越百貨と香港上場の中渝置地控股の子会社、重慶中渝物業発展は6日、中国・重慶市に商業施設「重慶新光天地」を共同で設立する契約を交わした。2016年に開業する見通しだ。

7日付経済日報によると、重慶新光天地は住宅やオフィス、娯楽施設などが集まる同市の新牌坊地区に建設される。売場面積は約7万5,000坪で、中国の新光三越の店舗では、14年開業予定の成都店(四川省)に次ぐ規模となる。中渝置地が建設を請け負い、新光三越は賃借した上で独資で経営する。

新光三越の中国での出店は、07年4月に地場企業と折半出資で北京新光天地を開業したが、経営上の紛争が発生し、12年9月に新光三越側が経営から手を引いていた。その後、今年3月に中国での再出店計画が経済部投資審議委員会(投審会)の審議を通過。成都店のほか、15年には蘇州店(江蘇省)の開業も予定している。