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2013-03-16 16:54:00

 ペルーは中南米でブラジルに次いで日系人が多い国であり、コメや海産物
  を好むなど日本の食習慣の一部が数十年をかけて国内に定着している。他
  方、近年の持続的な経済成長を背景に国民の購買力が増大しており、日本
  食品を売り込む潜在性は大きい。売り込みに際しては、日本食品や日本料
  理の特色、独自性をペルーの消費者に訴える際に支援を期待できる日系人
  の料理人の協力を得るといった工夫が重要である。具体的な売り込み方法
  としては、例えば、ペルーの食品見本市に出展して、スーパーマーケット、
  市場、小売店などへの販路を持つ卸売業者と代理店契約を結ぶといった方
  法が有効であろう。また、ペルーは中南米各国などと自由貿易協定(FTA)
  を締結・発効させていることから、日本の食品企業がペルー国内に生産拠
  点を構え、FTAを活用して近隣国に輸出することも将来のビジネスの選択肢
  になり得よう。
http://www.jetro.go.jp/industry/foods/reports/07001234