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2013-02-16 13:48:00

農家のおばあさんたちをはじめとした地域の人々がつくった食材を生かした、伝統的な和食のよさを伝える高校生レストラン「まごの店」が大人気!

地元の味を伝える高校生レストラン「まごの店」

(写真提供:三重県立相可高等学校)

三重県に「まごの店」という変わった名前のレストランがあります。地元の農産物を販売している近所の「おばあちゃんの店」の食材を利用することからつけられた名前です。

ここは県立相可(おうか)高校の生徒たちが、授業で習った調理のうでをふるうためにできたレストランです。材料の仕入れから調理、そして、できた料理を運ぶといったお店の中のサービスまで、すべて高校生が運営しています。営業は学校の授業のない土日、祝日ですが、休日でも学校行事のある日や定期テストの期間にはお休みします。

メニューは季節の素材を取り入れた4種類の定食で、どれも、あげもの、にものなどあらゆる調理法を使い、もりつけもきれいに工夫されたものです。定食のなかでも一番人気は、てんぷらやしらあえ、にものを取り入れた「花御膳(はなごぜん)」です。土曜日には、高校生たちがつくったケーキやおかしも販売しています。

お店は評判がよく、営業日にはたくさんのお客さんがやって来ます。お客さんから「おいしかったよ」と一言かけてもらうことが何よりうれしいという生徒たち。ときには、「こうしたほうがもっといいよ」とアドバイスをもらうこともあります。

このお店を担当している奥田清子先生も、「これからもっと地域の人に愛され、このお店の経験が将来生徒たちに役立つことを願っています」と言っています。

(2013年2月 7日 06:00)

http://miracle-kids.net/ja/report/2013/qa_id000345.html