インフォメーション

2012-06-09 14:50:00
  1. カリフォルニア州トゥーレアリ郡にある酪農場で飼育されていた10歳7ヵ月のホルスタイン雌が横臥するようになったため、通常のサーベイランスに沿って安楽死させたうえで検査したところ、非定型BSE陽性であることが確認された。カナダと英国にあるOIE指定検査所で追加検査した結果、非定型BSEのL型と確認された。
  2. 牛の月齢は、当該酪農場の焼印と農場記録の調査によって確定された。
  3. 当該牛が過去2年間で出産した2頭の牛のうち、1頭は死産。
  4. 残る1頭は他州の酪農場で生存していたため、安楽死させた後、BSE検査を実施。結果は陰性であった。
  5. 併せて当該雌牛が10年前に飼育されていた子牛飼育場での調査が継続されている。
  6. これまでに、10ヵ所の飼料会社が、該当する期間中に当該農場に飼料を供給していたことが確認されている。
  7. レンダリング施設については、肉骨粉の米国内での流通はすべて、連邦表示規則要件を満たしていたことが確認された。
  8. 当該牛を飼育していたカリフォルニアの酪農場および当該農場と提携していた酪農場の全頭が強制指示により移動、隔離されている。
  9. 上記2つの酪農場への立ち入り検査を実施したが、現在までに書類精査などで問題となる点は確認されていない。
  10. 他にリスクのあった牛がいなかったかどうかを明らかにするために、記録の付け合せおよび検証が行われており、疫学調査は継続中である。続報の提供が予定されている。
  11. 当該レンダリング工場では、死亡牛は反芻動物以外の飼料および肥料の製造に使用される。
  12. 異常プリオンの蓄積量は、米国で採用されているテストの検出レベルを超えていた。このテストはOIE基準と一致している。

    2012年5月24日現在

※2012年5月24日 USMEF、USDA