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2012-04-07 17:45:00

市場調査会社テクノミックのデータによると、米国レストランチェーン上位500社の2011年度売上高は3.4%増加して推定2,420億ドルに達し、前年の1.8%増を大きく上回った。しかし売上実績はチェーン間で大きく異なり、また、ファストフード系レストランがフルサービスレストランを引き続き上回った。

500社のうち、わずかでも売上増を記録したチェーンは60%を超え、減少したのは193社だった(2010年は231社)。 どのレストラン形態、メニュー分類でも好成績、不振の両局面がみられた。

【ファストフード系】

ファストフード系レストランは全体で3.7%伸びた。ベーカリーカフェチェーンは7.1%の伸びで、中でもパネラブレッドは10.1%増の33億ドルを売り上げた。
ファイブガイズ・バーガー&フライは売上高が32.8%増加し、最も急成長を見せた。コーヒー、紅茶、サンドイッチ、メキシコ料理チェーンも好調で、チポーレ・メキシカン・グリルは23.4%、スターバックスとサブウェイはともに7.5%の伸びを記録した。
マクドナルドは5.5%増で、総売上高は342億ドルとなった。

【フルサービス】

一昨年は横ばいだったが、昨年は前年比で2.8%増加した。シーフードとステーキが堅調で、各々5.2%と5.1%増加した。

※2012年3月19日 Meatingplace.com