インフォメーション

2012-03-31 12:25:00

来月4日に開幕する国内最大のハラル(イスラム教徒向け)見本市「第9回マレーシア国際ハラル見本市(MIHAS)」で、海外から400社以上が参加する見通しとなった。マレーシア貿易開発公社(MATRADE)のモハド・アミヌディン販促・サービス部門取締役が明らかにした。

国営ベルナマ通信によると、国・地域別では中国からの参加が最も多くなる見込み。インドネシア、ヨルダン、英国、台湾と続く。同見本市の開催中には即売会も実施される予定で、「輸出志向の企業に参加メリットがある」(同取締役)と強調する。

MATRADEは2月、今年のMIHASをクアラルンプール・コンベンションセンター(KLCC)で開催すると明らかにした。参加企業は計518社になる見通しで、国内企業は100社以上となるもようだ。ただ2月時点では日系企業は参加を表明していない。イベント中の来場者数は8,000~1万人を見込んでおり、海外拠点ではMIHASへの参加や訪問を現地で呼び掛けているという。