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2012-03-24 16:39:00

東日本大震災後の福島第1原子力発電所事故による風評被害で、香港の日本食業界は
大打撃を受けた。昨年4月の売り上げは通常の半分にまで減少。そんな危機的状況を
わずか3カ月で6~8割まで回復させる決め手となったのが「愛・日本料理」キャン
ペーンだ。5月25日~6月15日の毎週水曜日、参加した320店が通常価格の半額で対
象メニューを提供。香港で流通する日本産食品は安全との認識を市民に植え付け、業
界の早期回復に貢献した。同キャンペーンの発起人となった外食業界選出の張宇人(
トミー・チュン)立法会議員(自由党)に話を聞いた。(香港&華南版編集長・安部
田和宏)