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2018-05-12 17:10:00

テクノミック社が発表した「2018 サンドイッチ消費トレンド調査」によると、サンドイッチは米国の消費者の61%が週に1度以上食べる定番メニューであることが明らかになった。しかしサンドイッチの60%は自宅で作られ、外で購入するのは40%。調査では外食産業は新たなサンドイッチのバリエーションを広げることで、消費を増やすチャンスがあると指摘。高年層と若年層ではサンドイッチを選ぶ際の基準が違うことを考慮する必要があるとしている。

「サンドイッチを購入する際、年齢の高い消費者層は価格と利便性を非常に重視する一方で、18~34才の消費者層は、健康的でカロリーが考慮されていること、またサステナブル(持続可能)な材料が使用されていることをより考慮している。手軽さや値頃については各ブランドとも力を入れているが、若年層を取り込むにはこうした傾向への対応努力が必要だ」という。

また、サンドイッチの開発とマーケティングにおいて重要な差別要素は、価格だけではなく、高年層と若年層がどのような店を好むかの考慮も大切。35歳以上の消費者の66%が、90日に1度以上、クイックサービス・レストラン(QSRs)で、39%がカジュアル・レストランで購入すると一方で、18~34才の消費者層は49%がQSRsで、47%がカジュアル・レストランで購入する。平均では消費者の42%が週に1度、76%が月に1度、サンドイッチを外で購入している。

年代に関わらず、独創性がより多くの消費者をサンドイッチ製品に惹きつけるカギとなる可能性がある。消費者全体の39%、ミレニアル世代の54%が、レストランにより新しくユニークな味わいのサンドイッチを提供してほしいと答えている。

 

※2018年4月24日 MEATING PLACE.COM