インフォメーション

2011-11-12 17:10:00

JA秋田おばこ(大仙市、藤村正喜組合長)の2011年産輸出用あきたこまちの初出荷式が7日、同市四ツ屋のおばこライスターミナルで開かれた。輸出計画量は前年実績(640トン)より約100トン多い744トン。オーストラリアと香港など欧米やアジアの十数カ国に出荷する。

 同JAは08年から米卸売業の神明(神戸市)を通してあきたこまちを輸出。輸出用米は米粉用などと同様に「新規需要米」として扱われ、転作作物として作付けできる。

 今年は大仙市と仙北市、美郷町の農家や法人計104個人・団体が128ヘクタールに作付け。当初は1500トンの生産を計画していたが、福島第1原発事故による風評被害や円高の影響を懸念し、前年並みの水準に抑えた。

 式典では藤村組合長のあいさつに続き、JA関係者らがテープカット。あきたこまち1・8トンを積んだトラックが埼玉県本庄市にある神明の精米工場に向けて出発した。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111108e