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2011-07-02 22:22:00

中国国際経済交流センターの陳文玲チーフエコノミストによると、中国農産品の流通段階におけるロスは米日などの先進国の10倍に相当するという。「経済参考報」が伝えた。

 陳チーフエコノミストによると、現在、中国の流通コストが製造業の生産コストに占める割合は40%から60%で、農産品の流通段階でのロスの割合は平均で30%に達する。米国や日本などの先進国は3%か、これより低く、中国との開きは10倍以上になる。

 陳チーフエコノミストは、流通コストと物価との関連性がますます高まっており、今年の物価上昇は流通コストと非常に密接な関係がある。マクロ経済における価格の問題を解決したいのなら、スムースな流通システム、流通コストの引き下げ、流通効率の向上といった深層レベルの問題を解決しなければならないと指摘する。(編集KS)

 「人民網日本語版」2011年6月30日