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2015-12-12 12:51:00

ミャンマー  2015/12/08(火曜日)
ミャンマー産コーヒー、日本などへ輸出本格化[農水]

ミャンマー産コーヒー豆の輸出が本格化しそうだ。ミャンマー・コーヒー協会は高品質の豆100トン以上を、日本や韓国を中心としたアジア諸国に輸出する計画。同協会幹部の話として、4日付ミャンマー・ビジネス・トゥデー(電子版)が伝えた。

輸出されるのは新鮮で高品質なコーヒー豆だけで、1キログラム当たりの基準価格は3.5米ドル(約432円)。これは国内の市場価格の同3~3.3米ドルを上回る。

コーヒー協会は外貨獲得とコーヒー農家の収入を増やすため、コーヒー豆の輸出促進に取り組んでいる。日本や韓国ではミャンマー産コーヒーの味の良さなどが高い評価を受けているという。

国内のコーヒー豆の栽培面積は約3万エーカー(約121平方キロメートル)で、主な生産地は中部マンダレー管区のピンウールウィン(メイミョー)とモゴ、北東部シャン州のナウンチョーとヤーガン。コーヒー協会は2014年に36トンのコーヒー豆を日本に輸出した。

コーヒーの木は3年目に実をつけ、5年目から豆の収穫が可能。1エーカーに約1,000本を植えることができる。