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2015-12-12 12:50:00

タイ  2015/12/08(火曜日)
サンマルクカフェ、タイ1号店開設[商業]

タイの飲食チェーン運営会社、マイルストーン・フード・アンド・ビバレッジ(タイランド)は4日、日本のベーカリーカフェチェーン「サンマルクカフェ」のタイ1号店をバンコク中心部の大型商業施設「セントラル・ワールド」3階に開業したと発表した。向こう8年間に30~40店体制を目指す。

 



マイルストーンは昨年、サンマルクカフェのフランチャイズ(FC)権を8年契約で取得し、出店準備を進めてきた。1号店の開設投資額は1,000万バーツ(約3,400万円)。店舗面積は85平方メートルで座席数は35席。クロワッサンの生地でチョコを包んだ看板メニューの「チョコクロ」やバターデニッシュ、抹茶ラテ、アイスクリームなど日本と同じ約50種類のメニューを48~250バーツで提供する。顧客はオフィスワーカーが50%、学生が30%、家族連れが20%と想定している。1日から営業を開始しており、客足は順調に伸びているもようだ。

今月20日にはバンコク東部の商業施設「セントラル・フェスティバル・イーストヴィル」に、来年2月1日には「セントラルプラザ・バンナー」に出店する。また、2,000万バーツを投じてオンヌット地区にセントラルキッチン(集中調理施設)の建設を進めており、来年初めに完成する予定だ。

来年以降は年5店のペースで直営店の新規出店を続ける。1店舗当たりの平均面積は110~120平方メートル、売上高目標は月150万バーツ。各店舗とも2~4年内の投資回収を目指す。

サンマルクカフェは日本国内で387店、中国と東南アジアで20店を展開している。東南アジアではシンガポールとフィリピンに進出済みで、タイが3カ国目。今後、マレーシアとインドネシアにも進出する。