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2015-10-09 10:05:00

うどんEXPO「稲庭」が頂点に 湯沢市

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ご当地うどんグランプリで優勝し喜ぶ稲庭うどんの関係者

 全国のご当地うどんが集結した秋田県湯沢市の「全国まるごとうどんEXPO(エキスポ)2015in秋田・湯沢」が4日閉幕した。来場者が気に入ったうどんに投票してナンバーワンを決めるご当地うどんグランプリでは、地元の稲庭うどんが頂点に立った。

 優勝した稲庭うどんは日本三大うどんの一つに数えられ、独特のこしの強さとツルツルとした喉越しが特徴。出店した県稲庭うどん協同組合の阿部保彦理事(52)は「昨年は3位だったので地元としてどうしても勝ちたかった。組合員一丸となって努力した成果だと思う」と喜びを語った。2位はかすうどん(大阪府)、3位はガマゴリうどん(愛知県)が続いた。審査員賞は下川手延べうどん(北海道)、特別賞は長崎五島うどん(長崎県)がそれぞれ受賞した。

 うどんエキスポは、県稲庭うどん協同組合や湯沢商工会議所などでつくる実行委員会(佐藤正明委員長)の主催。稲庭うどん発祥の湯沢市で、うどん食文化の活性化や市のにぎわい創出を目的に2011年から開催している。5年目となる今回は、中心商店街の数カ所に分散していた各店舗を初めて市役所駐車場に集約して実施した。