釣倶楽部　せいゆう丸　

昨日のはたはた君は、一人でせいゆう丸と一緒に沖の瀬に行ったもののピクリとも竿先が動かなかったらしく、そのうち見切りをつけて近くの潟で粘ってたらしいけど、結構アジのデカいのを釣って帰ってこられましたわ。

鵜戸まで行かなくても結構近場で粘ると、この程度釣れることもあるんだね。

連日、船中で数十匹のイサキがサメの餌食になってほとほと困ってましたが、昨日はそのイサキが一切口を使わずサメとのバトルが全然出来なんだ。

「ガブり！」　とお魚をひったくられるのも困るけど、サッパリ喰って来ないのも全くもって困ったものですなあ。

イサキは潮が止まると喰いっ気が無くなる性質があるそうですが、ここまで餌に無関心になると打つ手が無いですわな。

沖の瀬には沢山のお船がイサキ目当てでやって来てたけど、どの船も同じようにほとんど竿が曲がっておらず、せいゆう丸は早々と見切りをつけて大きく南下することにしました。

途中〃でポイントを探索したけどお魚の姿は確認できず、南の潟で粘ってやっとこれだけのお魚を釣り上げることができました。

最近内海周辺にアジが居なくなったみたいで、鵜戸まで行っても大して釣れないとセミプロのお友達がボヤいてました。

さあて今日から２～３日は荒天でお休みになりますが、　「まつかさ」　のドライブの修理がようやく出来上がったみたいなので、この間に橋の下の天然ドックで組み上げましょうかねえ。

完成すればこれでレンタル艇が再度２隻に増えるから、混雑しがちな土曜日でのレンタルの使用がしやすくなりますな。

最近マダイ餌釣り船の　「あさぎり」　は、時々沖に出てはいたようだが、３ｋｇ程度のマダイが単発で釣れてはいたらしいけど、なかなか数がまとまらなかったみたいで、佐土原船長さんが　「潮が最近ずっと動いてくれなくてパットしませんわ！」　とボヤいておられてたけど、昨日結構まとまった数のお魚が釣れたようです。

これって７人～８人がかりで釣ったお魚じゃなくてたったお１人の釣果なんだが、どう見たって流行りのマキ・シャカで派手に釣るより絶対釣れる感じがするけど、最近のお若い方は餌釣りじゃ全然面白くないのだろうかねえ。

ご存知の通り、マキ・シャカ釣りは東京オリンピックの正式種目に決まったらしいので、しかも競技フィールドが宮崎らしいから、宮崎のマキ・シャカ船達には相当頑張ってもらわんといかんわな。

巻いてシャカシャカして　「ハイ、終わり！お疲れ様でした。」　てなことになると、次のオリンピック種目から外されるかも知れないからねえ。

以上　フェイクニュースでありました。（笑）

昨日も果たして何十匹のイサキを盗人サメにくれてやっただろうか？

一昨日の大貧漁の反省から、昨日はイサキが喰ったらハリスが切れるのを覚悟で電動リールを全速で巻き上げる作戦に打って出たのだが、それでも回収率５０パーセントに行かなんだ。

富山のフカセの達人さんがチョイとお遊びで、マグロでも釣るような　ビーストマスター　＋　太仕掛け　＋　イサキ　を投げ込んでサメの正体を明かそうとしておられたが、なにがなにがとてもじゃないが適わぬ相手でございました。

中には体を全部サメに喰われて、唇だけ残って針に掛かってきた可哀想なイサキもいましたなあ。（笑）

それでも、まあまあの数のイサキが釣れたので、大きく南下してアジを狙ってみたものの、午後になって南風が強くなったのでデカアジ数匹とメジナ数匹を追加して帰港することにしました。

一晩のお刺身が楽しめる程度の美味しそうなお魚は釣れたようです。

さてとこの季節になると南風に悩まされるようになりがちですが、明日からしばらく南風で駄目っぽい気がしますがね。

昨日のはたはた君は、出港する時に北西の風でワシントニアパームの葉っぱがザーザーとたなびいていたので、沖行きを諦めて南に下っていったようだ。

船長は無駄な汽笛を鳴らすことで有名な　「ポッポ屋のKちゃん」　さんだったが、アジの巣床を発見したらしく結構な数のアジを釣って帰って来られたですわ。

釣果でせいゆう丸に圧勝できたと思われたのか、船長さんの横顔がなんとなく少し誇らしげでありましたわ。（笑）