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せいゆう丸釣行記

2016-07-19 03:06:00

長かった梅雨が明けたそうで、いよいよ真夏の到来であります。

 

で、昨日も沖の瀬へイサキ狙いで出かけることに。

 

 

 

到着したのが7時前でしたが、イカリを打って仕掛けを投入するといきなりイサキのトリプル。

 

別の竿ではイサキのダブル。

 

こりゃ今日はどうなるのであろうとほくそ笑んでいたのも束の間、沖から潮目がやって来たと思うと下り潮が早くなり、しかも水温が1度下がってしもた。

 

とたんに当たりがピタリと無くなり、沈黙モードに突入したのであります。

 

魚影はあるが喰わない状況が2時間近く続いたのですが、その間何度かイカリを打ち替えて場所を微妙に変えてみるもまるで変化なく、釣れて来るのはサンノジやバリなどのお魚ばかりで、虚しい時間が過ぎて行く。

 

 

 

ところが11時前になると、今までの沈黙は何だったんだと思わせるように突然喰いが立ち出して、それ行けドンドンモードに突入かと思ったその時、1隻の漁船がこちらに真っ直ぐ近づいて来るのに気が付いた。

 

どうやらカツオ狙いのマギリをしているようで、両舷にアウトリガーを出してラビットかヒコーキを引っ張っている模様。

 

嫌な予感がして注視していたら、いよいよこちらに近づいて来るではないか。

 

仕掛けを上げてエンジン掛けて大声で注意喚起するけど反応まるでなく、更にすぐそこまで近づいてきたのでイカリ綱を引っ張ったまま全速前進。

 

多分10m近くまで接近した時にアクション起こしたと思うが、まさに間一髪の脱出でありました。

 

あのままグズグズして何もしなかったら、漁船は間違いなく自船の横っ腹に激突していたと思われ、海の日の海難事故として昨日のニュースのトップを飾ることになったでありましょう。

 

当の漁船の船長は通り過ぎてようやく自船の存在に気が付いたようだったが、謝罪することなくポカンとして仕掛けを点検するフリしてしてそのまま立ち去って行かれた。

 

 

 

早速海難事故の際の電話番号118に通報して状況を説明したら、暫くしたら海上保安庁から電話があり、船名から相手の漁船をほぼ割り出されたことを告げられた。

 

「適切な回避措置を取り、ぶつけられなかったたそうで、事故を発生させずにありがとうございました。」 と感謝されたが、もしぶつけられたらと考えるとゾッとしますがね。

 

 

 

幸いにも衝突されなかったので海難にはならなくて済んだが、恐らくそあの漁船は海上保安庁から呼び出し喰らうか厳重注意を受けるものと思われます。

 

もし衝突事故になった場合、海上衝突予防法ではイカリを打って止まった状態であっても、道路交通法と違ってぶつけた側もぶつけられた側も海難審判で裁かれることになりまして、ぶつけられた側はとんでもない不利益を被ることになります。

 

岸壁に係留している船に他船がぶつけてきたら、完全に相手の責任になるだろうが、一旦岸壁を離れれば停泊していようが動いていようが、とにかくぶつからない行動を取らないと罰せられるんですわ。

 

もし近くにマギリの漁船を見かけたら、あの連中は決して前を向いて航行していないと思わんといけないですね。

 

多分自動操舵で航行して、魚がヒットする後方の仕掛けだけを注視しているはずだから、マギリ船が近くにいる時には絶対に目を離してはいけないね。

 

昨日のあの漁師の行動を見ていたら、衝突の恐ろしさを感じていない人間が世の中には絶対にいることをこちらがしっかり認識して、その時にどういう行動を取れば海難事故に合わなく済むかを、きちんとイメージしておかねばならないことを改めて感じましたね。

 

今回の場合、とりあえず判断と行動が適切で事故を回避できたのだと思うが、お船のお遊びしていれば誰にでも有り得るリスクだから、どうぞ皆さんご注意あれ。

 

今まで40数年、海でお船を操縦してきましたが、これ程の危ない経験は初めてでありました。

 

 

 

そんなとんでもないことがありましたが、気を取り直して落ち着いたところで改めて仕掛けを投入し、イサキを数匹追加しましたが、またもや潮目がやって来て昨日はジ・エンドとなりました。

 

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一昨日よりかなり数が少なくて、貧漁となってしまいました。

 

ただ1尾々のサイズがデカイから、美味しいお刺身は十分食べられたと思うけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2016-07-18 04:13:00

昨日と一昨日は、免許取り立てのお方がジュニアくんをレッスンがてらに使っておられました。

 

お話聞きますとジュニアくんの存在を知ってから小型船舶免許を取りに行かれたそうで、鯛ラバやシャカシャカも楽しいけど何と言っても自分で海に繰り出せることが何より嬉しいみたいです。

 

好きな時間に出て行って、疲れたり波が出てきたら帰ってくるといった自由度がお気に入りのようで、お仕事してると日々時間に拘束されてるから、こんな気軽で手軽な遊びを求めるのかもね。

 

2日でマキマキ・シャカシャカしながら、漁場マップの各ポイントをほとんど回ってきたそうな。

 

給油した軽油は2日で20リットルだったそうで、やはり1日中エンジン回しっぱなしで遊んでも10リットルみたいだね。

 

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大物には出会えなかったそうですが、日焼けして帰ってこられたお顔が輝いておりましたよ。

 

 

 

 

 

 

 


2016-07-18 03:54:00

以前も紹介したことのあるクーラー王子だが、昨日久々にやって来られた。

 

もう2年以上のお付き合いですが、未だクーラーボックスしか持ってこない強烈な猛者であります。

 

お魚を釣ることより食べることに確実に重きを置いておられるようで、いつもカジュアルな格好してやって来られるのでありまして、船に乗り込むそのお姿を皆さん見られて、彼が今から釣りに行くお方だと悟る人はまずおるまい。

 

そんなクーラー王子だが、昨日はそれなりにイサキを釣り上げられておりました。

 

色々と工夫して釣っているようには見えず、とりあえず何となく釣っておられるのだが、イサキの型が良いから終わってしまえばそれなりにクーラーが賑やかになっておりました。

 

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やっとお刺身楽しめる程度はなんとか釣れましたが、それにしてもこのお船は相変わらず釣れてないねえ。

 

 

 

今朝も暑さにくたびれてか2日続けて寝坊してしもたので、この程度にしておきますわ。

 

次回のクーラー王子に何かしらの進化が見られるのか、実に興味津々であります。

 

 


2016-07-17 03:21:00
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寝坊してもうたので簡便に。

 

昨日は前日イサキが釣れた場所に最初から付けるも潮がほとんど流れてなくて、到着直後に少し喰ってきたけどその後は沈黙モード。

 

潮が止まると何故か元気が出てくる、サンノジサンチャンだけしか釣れなくなりました。

 

そのまま時間だけが過ぎて、あちこち状況を聞いてみたけど 「潮が動かないから何も釣れないよー。」 のご返事ばかり。

 

仕方ないので帰港しながら天然の養殖場に付けてみることにしました。

 

最近この場所にはアジ子がわんさかおりまして、釣りにならないのは知ってましたが、その中に大きなアジがたまに潜んでいるのでチャレンジしてみたら、マアジ・アオアジ・チダイなどが食ってきてくれて、ようやく一晩くらいのお刺身が確保できた次第です。

 

 

 

しかし腹が立ったのは、天秤しながらマイクロ何とかと言うヒラヒラが付いてキラキラした小さなジグを 「ホイ!」 と投げて 「クン・クン」 とアクション入れておられたが、簡単にアオアジやヘダイやしかもマアジまで、しかもそれぞれデカイのを釣っているのであります。

 

この場所には年間通じて餌をやり続けておりまして、自分的には養殖場と捉えているのですが、手塩にかけて育てた子供達が沖アミの美味しいご飯はろくすっぽ食べずに、キラキラ光るグラビアモデルについて行くようなものだから腹が立つんだよね。

 

親としてはここまで大きくしてやったのに、その恩を忘れて飯も喰わんで綺麗なおなごにヘロヘロついて行く、あの根性がまっこと気に食わないのであります。

 

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今日も沖の磯に行ってみるけど、潮が動いていると良いけどね。

 

 

 

ジュニアくん日記は時間ないので明日まとめてアップしますね。


2016-07-16 02:29:00

8日間もお休みを余儀なくされてましたが、昨日は久しぶりの好天と凪ぎで、元気よく出漁しました。

 

ところが港の中には未だ2隻の漁船がデデーンと居座っておられるものだから、荷物を積み込む岸壁に船を着けるのにロープをかいくぐって行かなきゃいけない。

 

いい加減出て行ってもらいたいが、どうにもならない。

 

 

 

沖に出てみると濁り水で海の色はまっ茶色で、いかにもお魚釣れなさそうな色でありました。

 

とりあえず天然の養殖場で仕掛けを入れてみるも、1匹のデカアジが喰ってきただけだったので、ちゃっちゃと見切りをつけて沖に移動。

 

沖もほとんど海の色は変わらず茶色をしてましたが、上の潮は下りで下の潮は下りの2枚潮でありました。

 

早速イカリを打って仕掛けを投入したが、魚影は確認できるものの何も喰って来ないので何度か場所を移動してみたら、何故かそのうちポツポツ食い始めて、お刺身程度のイサキとメジナが釣れました。

 

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他のお船のように、市場に持って行く勢いが如く釣れた試しのないせいゆう丸ですが、それでも1匹〃丁寧に血抜きをされて大事に処理してるお姿拝見すると、実に嬉しいですがね。

 

昨日の晩ご飯のお刺身は美味しかったでしょうねえ。

 

 


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