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せいゆう丸釣行記
今日はあまり寒くありませんでしたが、早く内海港に到着したものですから、黒潮丸のキャビンでカートリッジボンベのストーブで暖をとり、昨日と同じ5時50分に出港しました。
昨日の北東の強風の名残と思わるうねりが、容赦なくせいゆう丸の船体を揺さぶる。
曇り空だったので明るくなるのが昨日よりかなり遅かったため、真っ暗すみの中でイカリを投入しましたが、ちょこっと東側に寄っていたため再度入れ直してOKでした。
今日はイカリの打ち換え作業はこれ一回きりでしたので、極めて楽でした。
風は北から、潮は下りだから、船が流れる方向が同じなのでピタリと決まりますね。
ところがうねりが半端じゃなくて、そうでなくても横揺れ激しいせいゆう丸は、船底が半分海上に出てしまうんじゃないかと思うくらいグラングランと揺さぶられる。
「こんな日にお客様がなくて良かった」と、変な安堵感を抱いたせいゆう丸の船長でありました。
今朝のアジ子は活性がかなり高くて、岩礁にかなり離れた北側に群れておりました。
まだ暗い中仕掛けを投入すると、1投目からプルプルとアジ子が食いついてくる。
20分くらいアジ子を釣っていると、突然アジ子をかっさらって行く奴が出てきまして、いよいよ青物とのファイトの始まり始まりい。
特殊サビキの枝糸(10号)を切っていく奴も出てきて、青物も活性が高い。
もう一本の泳がせにも2回アタックがあり、1匹は最近ご無沙汰の3kgカンパチでありました。
あとは5kg前後のブリ様でありました。
結局8時までの短時間にブリ2匹・カンパチ1匹・アジ子多数の成績でした。
今朝も早起きの結果が出て、満足のせいゆう丸船長でありました。
明日もよっちゃん広場にブロックで出品いたします。
ブリしゃぶが美味しいよ。
目が覚めたので、忘れないうちに昨日の詳細について紹介しますね。
出港時間は、前日の反省を踏まえて午前5時50分。
ポイントに到着したのは6時20分頃でありました。
無事ポールポジションを確保できましたが、あたりはまだ真っ暗でありまして、東の水平線近くがうっすら明るくなりかけている。
むしろ西側の山に隠れんとしているお月様の明かりの方が明るいのでありました。
潮は最近珍しい下り気味で、風は西から吹いておりました。
前日は南風が強まり午後から帰港したと漁友達から聞いいておりましたので、てっきり南からの波が残っていると思っておりましたが、予想に反し北東からのうねりがかなり高い状態でありました。
2度イカリを打ち替えて仕掛けを投入できたのは、日の出時刻の7時前。
昨日のアジ子の活性は高かったようで、太めの落とし込み仕掛けにもかかわらずお構いなしにバラバラ食ってくる。
しばらくそのままジタバタさせていると、グンっと竿先が引き込まれ、割と簡単に上がってきたのは2kgのニベ君でありました。
風が予報通り北に変わり始め、アジ子のゾーンから離れつつあることを感じながらも、繰り返し同じ作業を続けていると青物のアタリが・・・。
ところが引くには引くが何となくぎこちない動きで、直線的な鋭い突っ込みが感じられないため、「ひょっとして座布団クラスの大ヒラメか?」と、ワクワクしながら慎重にリールを巻いて上がってきたのは、サビキ仕掛けががんじがらめに巻きついて卍固め状態のブリでした。
非常にお気の毒で悲惨なありさまました。ゴメン!
続いて鋭い青物のアタリがあり、大きく合わせて無事フッキング。
この魚はかなり元気で、何度も何度も海底に向けて反転を繰り返すタフな奴でありまして、竿を持つ左腕がパンパンになるくらいでありました。
先ほどのブリより一回り大きな奴で、タモに入れるまで大暴れしておりました。
その頃から北風が強まり、北東に変わりつつありましたので、安全優先で帰港いたしました。
帰港したのは8時頃でしたので、実釣時間は40分くらいでしたでしょうか?
昨日も早起きは3文の徳でありました。
天然ブリは脂肪が養殖ものより少なめですが、旨味成分は比較にならないほど多く、ブリしゃぶで食べると絶品ですよ。
塩路のよっちゃん広場にブロックで販売してます。
今から内海に向けて出立致します。
もう焼酎飲んで夕御飯食べ始めましたので、とりあえず今日の結果だけ報告します。
夜明け前後の1時間だけ漁ができました。
その後は北の風が強くなり、午前8時には帰港しました。
ブリの良型2匹、ニベ1匹、ニザダイ1匹、チダイ1匹、アジ子20匹程度でした。
おやすみなさーい。
明日も出漁いたします。
ちょっと寝坊したのが悪かった。
ポールポジションが取れなかったのであります。
寝坊といっても午前4時の起床でしたが、いろいろ出荷の準備などしていたら、港に着いたのは6時過ぎておりました。
堀切峠を下りながら海を見ると、どうも一隻自分のポイントに既に陣取っているような感じでありましたが、港を出てポイントにせいゆう丸を向けると、やはりイカリを打って釣りをしている。
寝坊したこともあり、今日はちょっと気乗りがしなかったのですが、ポールポジションを明け渡したと思うと気抜けしてしまった。
やはり一番乗りじゃないと満足する漁ができないもので、何度もイカリを打ち直してポジショニングするも満足いかない。
結局写真のような極貧漁となり、9時前には帰港することにしました。
せいゆう丸の出港時間は極端に早いと思いますが、こんな消化不良の釣りにならないように、不漁でポイントが限られている時にはこれからもできるだけ早く出港したいと思います。
ごくわずかなお魚でしたが、明日よっちゃん広場に出品します。
これだけですが経費が限りなくゼロに近いので、マイナスになることはありません。
不況(不漁)の時代に強いせいゆう丸の船長であります。
今日はもう何度もお出でいただいているARさんのご同乗でありました。
午前6時に出港して例によってポールポジション確保のため、まだ暗い中せいゆう丸をポイントに向けて走らせる。
今朝はデッキがうっすらと凍っていてツルツルしている。
本当に寒い朝でした。
最近は寒いからか、それとも釣れないからか、誰もこの場所に出てくる者がいないので、今日もまた肩透かしでありましたが、ところが結果的に早く出てきて大正解でした。
着いた時はまだ暗かったのでアジ子がまだお休みしていたようで、魚探に反応がほとんどありませんでしたが、いつも餌を撒いていたらぼつぼつ出てくるので、気にせず仕掛けをいれ続ける。
しばらくすると中アジが釣れ始め、日の出の後のごく短い時間でしたが、20匹ほど釣ることができました。
久しぶりにお店に中アジの出品が出来そうです。
自分たちにちょっと遅れて出てこられた、これまたお馴染みの漁友のSI氏は、潮が流れず船が向く方向の把握に手こずっているようでしたが、イカリかけ直しの末にグッドポイントに船を付けられた。
ARさんは前回ブリをゲットされまして、今回はのっけから大物狙いの仕掛けを準備されて挑戦されておりましたが、アジ子の密度が薄いのか潮が動かないからか、中アジを2匹釣られるも肝心のアジ子が食いついてこないようであります。
しばらくするとSI氏の泳がせ仕掛けが大きくしなり、やり取りすること数分。
上がってきたのは8kgクラスと思しき立派なブリ様でありました。
前回も10kgを上げられてますので本当にブリ名人であります。
自分は中アジ狙いで細物仕掛けを入れるのでアジ子はそこそこ釣れますが、最近は以前のようにバラバラ釣れてくることがなく、出荷の分がちと少ない。
ARさんは餌の確保に苦労されているようでしたので、餌のアジ子を供給して差し上げたら、暫くして青物ではないが面白い引きをする魚が食ってきたようで、上がってきたのはアカヤガラの大物でありました。
アカヤガラは京料理の椀種として超高級食材になるのですが、残念ながらこちらではあまり認識されておりません。
お魚について自分よりはるかに詳しいARさんは、美味しいお魚が釣れたと大喜びでありました。
その後鋭いアタリがありまして、前回に引き続きブリの良型をゲットされました。
ARさんに許しを得て写真を掲載させていただきました。
最後はハゴイタハゲの大物も釣られて、これで刺身・しゃぶしゃぶ・鍋・煮物などなんでも作れる食材が揃ったのでもう満足ですとのことで、11時前には帰港いたしました。