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せいゆう丸釣行記

2014-12-16 10:45:00

今朝の書き込みをしたあと、身支度をして内海港に向かいました。

 

雨模様のため出港したのは7時過ぎでしたが、せいゆう丸を係留している港ではほとんど無風状態でしたので、雨が上がり北西の風が強まるまでは何とか漁ができるであろうとの思惑通りになると確信しておりました。

 

ところがところが、いつものポイントに近づくにつれて北西の風がビュンビュン吹きまくり、横殴りの雨が顔に当たって相当痛い。

 

キリキリパーを引きながらでありましたが、サゴシはノーヒット。

 

キリキリパーを巻き取る間に船は風で横たんになるものですから、まともに風波を喰らって無茶苦茶揺れまくる。

 

風が激しすぎて上り潮なのか下りなのかわかりませんでしたが、魚探の映像からは上り潮と判断できました。

 

それも今までよりはるかに南側に大きなしかも背の高い魚影がありましたので、活性はかなり高いと思われました。

ますます雨風とも激しくなってきたので、さすがの自分も漁を断念することにしました。

 

でも明日乗船予約が入っておりまして、今日の事前調査は必ず役立つと確信しております。

 

船から上がって帰宅途中に晴れ間が出てきて、風もあまり吹いていない様子。

 

多分早すぎたのでしょうね。今日の出港は。

 

こんな日もありますよね。

だから今日はかあちゃんの車のドライブシャフトエンドブーツの修理をして、明後日に車検場に持ち込む予定です。

 

明日風が強くなければ良いのですが・・・。


2014-12-16 02:08:00

今朝はちょっと早く目が覚めて、かあちゃんを起こさないように静かにパソコン開いて、パチパチやっております。

 

自分のように、海と自宅を行き来するのみの生活形態をとっている人間と違って、多くの方々はお勤めされている中で、社用や個人的なお付き合いで忘年会を数多くこなされていらっしゃることでしょう。

 

この時期になると毎晩のように街に繰り出していた時代が、随分遠い昔のことのように思い出されますな。

 

今思えば体に良いわけなく、まあ滅茶苦茶でしたね。

 

さて忘年会などの飲み会といえば、ビール、酎ハイ、そして朝ドラで俄然復活したウイスキー・ハイボールでありましょう。

 

ああ、そうだ。朝ドラの「マッサン」は面白いですね。

 

自分は時間にゆとりが出た頃から、毎朝欠かさず見ておりますが、 最近自分の年が増えてきたせいかドラマを見て涙することが多くなりまして、先週の「マッサン」のお腹の子を亡くしたエリーは可哀相でしたね。

ついつい、ウルウルもらい泣きしてしまいました。

 

せいゆう丸にはワンセグの小さなテレビを置いておりますが、朝ドラ見ながら仕掛けを入れて魚を釣りながら、ボロボロ泣いている姿は、妻や子には決して見せられるものではないですな。

かなりみっともない絵になっていると思いますよ。

 

話が脱線してしまいましたが、アルコールは時代によって随分変遷を繰り返してきてまして、自分が酒を飲めるようになった頃は、ジョニ黒流行りが象徴するようにウイスキーの全盛期でありました。

 

その後日本酒・焼酎と続き、今では若い世代にライトアルコール系が支持され、炭酸飲料化しているようですね。

 

アルコール度数の高いお酒は今流行らんそうです。

 

ところで炭酸水はどうやって手に入れていらっしゃいますか?

 

そりゃお店で買うしかないですけど、500ミリリットルで100円くらいしますよね。

ディスカウントショップでは1リットルボトルで100数十円くらいかな。

でも糖分や果汁や香料が入っていて、コストがかかっているはずの清涼飲料水より高くつくのはなぜでしょうかね。

誠に不思議であります。

 

隣の息子が炭酸水を作る器械で炭酸水を作っているようですが、本体価格と炭酸が入ったボンベの値段を計算すると、お店でボトルで購入するのとあまり変わらないようです。

むしろ割高な気がしますが、本人は喜んで使っているのでそんな話は息子にはしませんけどね。

 

自分は夏になると炭酸水作りが超忙しくなります。

 

暑い時期には我が家だけでなく、親まで水がわりに飲むものですから、1日に3本4本と消費してしまいます。

 

ちょっと労力はいりますが、1リットル数円の炭酸水をいくらでも作れる方法を紹介しようと書き始めましたけど、内海に出勤する時間がきましたので、写真入りで次回ご紹介したいと思います。

 

道路を走る車のタイヤ音から、どうも雨が降っているようですけど、行ってみて時化てなければ出漁します。

 

 

 


2014-12-15 17:25:00

今朝も潮の関係で橋の下にせいゆう丸を係留していましたので、よいしょよいしょと荷物を運んで出港いたしました。

 

出港時は込み潮時で、だんだん川の上流に潮が上がって来て、導流堤から離れるのが難しい。

 

ようやく水深1メートルの安全水深区域にたどり着き、時速7kmで沖を目指す。

 

それにしても寒くなりましたね。

駐車場に止めている我が愛車も霜で真っ白け。

自分の自転車換わりのシャレード(シャレ男)は、文句一つ言わずに7月のお婿入りから1万5千キロを走破してくれてます。

今朝の霜の降りている早朝から、自分にお付き合いしてくれて、感謝感謝の愛車であります。

 

さて、ポイントに到着したのは6時30分頃。

僅かな上り潮ですが、風は西~北に変化していて、船の位置はままならない。

 

でも今日はアジ子の群れがはっきり見えていて、なんだか釣りやすそう。

 

何度も何度も岩礁の周りを魚探で探った結果、上り潮が続いている関係か、南側にお魚が集結している模様。

 

イカリを何度もかけ直してベストポジションに着けますが、風が強くなったり弱くなったりで、まったく落ち着かない。

 

それでも午前11時の終漁までに、中アジ8匹・アジ子多数・チダイ3匹・ハゴイタハゲ2匹・ニザダイ3匹を確保して、明日のお店の出品にはなんとか間に合わせることができたと思います。

 

明日は雨模様ですが、波がなければ出漁します。


2014-12-14 13:59:00

今日は全国的に日曜日であります。

 

自分も午前中に漁を終えたので、お昼ご飯食べて、自作灯油ボイラーでたっぷりのお湯を張ったお風呂にどっぷり浸かって、極楽極楽のせいゆう丸船長であります。

 

そろそろお昼寝しようかなと思っておりましたが、ちょこっと思い出したことがありまして、忘れないうちに書込みすることにいたしました。

 

タイトルを読まれて、その意味がお分かりになる方はごく僅かでありましょう。

メカにご興味のない方は、ここで読むのをやめられたほうがよろしいかと思います。

 

 

 

 

さて、プレジャーボートや釣り和船の推進力のほとんどは船外機ですが、最近ではそのほとんどが4サイクルガソリンエンジンに変わってしまいまいした。

 

ちょっと前までは2サイクルが主流だったのですが、環境の問題や燃費・静粛性などの課題を解決するためにはどうしても4サイクルにしなければならなかったのであります。

 

自分は基本的に小排気量の船外機は2サイクルがベストと思っておりますが、今では2馬力の最小船外機も4サイクルに変わっております。

 

2サイクルは基本シリンダーが穴が空いたタケノコ状でありまして、4サイクルのような弁やヘッドはありません。

極めてシンプルでありまして、周りが潮だらけの海の上ではシンプルなだけに信頼性が高いのです。

 

スパークのための電気系統は同じですが、複雑な弁機構がないだけでも故障のリスクは少ないと考えております。

 

ただガソリンをアホみたいに喰ってくれるので、昨今のようにガソリン価格が150円前後の時代にガンガン動かすことは相当勇気がいるでしょうね。

 

自分も過去に70・90・115・140馬力の2サイクル船外機を使っておりましたが、それはそれは気持ち良いくらいガソリンをお食べになってましたな。

 

原油価格が140ドル以上になった頃、さすがに釣りに行くことを躊躇せざるを得ない事態となりまして、考えついたのが2サイクルエンジンのケロシン燃料化でありました。

 

2サイクルのケロシンエンジンなんて、何も新しい技術などはなく、ずっとずっと以前から存在しておりまして、特に燃料事情が劣悪だった戦後はかなり活躍していたそうです。

 

ガソリンの代わりに潤滑油を添加した灯油を置き換えれば良いだけなのですが問題がちとありまして、そう簡単にはいかないのであります。

 

道路を走行する上で収めなければならないガソリン税を、海の上で支払う必要ないので、灯油(ケロシン)が使えればとっても嬉しいことですよね。

 

でもその問題がやっかいで、主に3つ ①始動性の悪さ ②ノッキング ③低速回転を維持できない であります。

 

① 始動性は気温にもよりますが、灯油を30パーセント混入した頃から始動性が悪くなり、50パーセントでほぼ不可能になります。

 

② ノッキングは混入量が増加しただけ激しくなり、最悪ガスケットを溶かして冷却水がシリンダー内に流れ込み、ジ・エンドとなります。

 

③ 低速回転の維持については①と理屈は同じですが、ガソリンに比べて灯油の引火点が高いため、灯油の混合量が増加すると点火プラグのスパークでは着火しないため低速回転が困難になるのです。

 

これらの問題解決するために、いろいろ考えてみました。

 

① キャブレターに細工をして、始動するときにはキャブレターの油貯室にガソリンを貯め、始動し始めたら徐々にケロシンに変えていく。

エンジン停止の前には徐々に油貯室にガソリンを貯め、エンジン停止する。

 

② ノッキングは圧縮比を6:1位に下げることができればほぼ解決できるのですが、とても無理なことですので、ガスケットにダメージが無い程度の回転数に抑えて運転する。

多少カリカリ音がする程度では、経験上ガスケットは痛みません。

 

③ ケロシン量が多い燃料で低回転を維持するのは極めて困難だから、巡航時に限っての使用とする。

ある程度の回転数になるとシリンダー内の温度が上昇するので、点火プラグのスパーク+シリンダー内の温度で連続して燃焼が続くのです。

たぶんノッキングが点火作用を受け持つのでしょうね。

 

そんなこんなで、ヤマハの90馬力船外機でケロシン燃料化を実現することができました。

 

ガソリンとケロシンの2タンク式にして、キャブレターの操作を外部からできるようにし、約1年ほど稼働させておりました。

 

でも確かに経費を落とすことはできましたが、実際はポイントに向かう途中はスロットルを緩めることができないので、極めて不自由で危ない思いをしたものです。

 

最後は調子に乗って回転上げすぎて、ついにエンジンをおじゃんにしてしまいましたが、今考えるとすごく面白かったし、また恐ろしいことをやったものだと思います。

 

10数年前のお話しなんでありますが、現在は所有している全ての船がディーゼルですのでなんの問題もなく、燃油費用の問題は解決いたしました。

 

でも、問題解決のために無い頭を必死に使ってチャレンジし続けた頃が本当に懐かしいですね。

 

 

 

明日も出漁しますが、明後日は雨模様。

時化なければ良いのですが・・・。

 


2014-12-14 13:13:00

今朝も午前5時50分の出港でありました。

 

干潮の関係で橋の下の導流堤にせいゆう丸を留めておいてたので、荷物をうんしょうんしょと抱えて降りての出港となりました。

 

風はそこまで強くは吹いておりませんでしたが、昨日より多少強い上り潮が来ておりました。

真逆の流れではないものの、90度前後の角度の違いがあるため、風の具合で数10メートル船が移動してしまいました。

 

5回ほど打ち替えたところで、「もうどうでもいいや」的な気分になり、泳がせ仕掛けとアジ子仕掛けを作って、それぞれ投入。

 

結局泳がせには1度だけミズイカに頭をかじられたのみで、不発でした。

 

サビキには中アジが8匹ほど食ってきましたが、本来の群れから程遠い小さな群れしか作っていないようですね。

 

帰る頃になって気がついたのですが、チダイやハゴイタハギなどの天秤仕掛け対象魚が結構湧いていたようで、水面でばらしてしまいましたが、1kgくらいのチダイがサビキに餌付けた針に食ってきましたね。

 

明日から青物仕掛けの代わりに、天秤仕掛けを投入致します。

 

 


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