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2015-08-12 15:52:00

市場調査会社のテクノミック社によると、フルサービスのレストランの年間売上高は3.5%増と好調で、中でもステーキハウスは5.5%増と同業態の伸びを牽引している。

牛肉価格が記録的な高値を更新する中でも、ステーキハウスの勢いは続いている。7月の生鮮牛肉の平均小売価格はポンド当たり6.114ドル、前年同月比0.60ドル高。今年3月に記録した最高値を0.05ドル上回り、記録を更新した。

もちろん、すべてのステーキハウスが等しく好調なわけではない。伸び率には格差もある。例えばダーデンレストランズ・ロングホーンステーキハウスは5月決算の売上高が4.8%増、高級レストランチェーンのザ・キャピタルグリルは同4.4%増。

一方で、別の高級チェーンのルースクリス・ステーキハウスは1%増。しかし同チェーンの営業利益は9%増加し、売上が3%以上伸びたのと等しい好決算。ブルーミンズ・ブランズのアウトバック・ステーキは3%増だが、この増収は値上げによるところが大。テキサス・ロードハウスは8%増を記録し、今期の第1半期はさらに16%増と高い伸びを続けている。

 

※2015年7月31日 FOODMARKET.com